制汗剤に使われる塩化アンモニウムは顔汗を止めるためには向きません。顔に塗ると、思わぬ副作用により、かぶれたり、かゆみが出たりすることがあり、脇や手足に使っていても顔には使わないようにしましょう。
塩化アンモニウムの制汗剤
手足や脇専用の制汗剤に含まれる制汗成分として塩化アンモニウムが使われているものが多いです。
塩化アンモニウムに強力な制汗作用がありますが、顔に使うのはやめておきましょう。
ちょっと調べてばすぐに出てきますが、塩化アンモニウムを顔に使うことで、思わぬ副作用が発生してしまいます。
かゆみや吹き出物が出てしまうこともあります。
せっかく汗が引いて化粧崩れがなくても、こういった副作用が出てしまうと、肌荒れが出てしまい、結局、治すために、病院に行くことになってしまったり、肌荒れを回復させるための化粧品を使う必要が出てきてしまいます。
制汗剤の制汗成分
一般的な制汗剤には、制汗成分として、塩化アンモニウム。もしくは、フェノールスルホン酸亜鉛が使われています。
前者の塩化アンモニウムの制汗剤は、脇や手足などに多く使われます。フェノールスルホン酸亜鉛は、顔などのよりデリケートな部分に使われることが多いです。
なので、顔汗対策として制汗剤を選ぶ場合には、制汗成分としてフェノールスルホン酸亜鉛を成分に持つものを選ぶようにしましょう。
フェノールスルホン酸亜鉛の制汗剤
フェノールスルホン酸亜鉛の入っている顔汗専用の制汗剤は、「サラフェプラス」と「プレミアムデオヴィサージュ」です。
どちらもフェノールスルホン酸亜鉛の効果で汗腺を閉じて発汗を抑える効果を期待できます。
プラス、お肌に優しい殺菌、保湿成分、美肌成分がたっぷり入っていること、さらに、化粧の上からも塗ることができるので、使った後にしっかりとした制汗効果を実感できます。
人によって、効き目が出るのに、2週間ほどかかる場合もありますが、お勧めできます。
塩化アルミニウムは、顔汗には向きません。
顔汗向きには、フェノールスルホン酸亜鉛の制汗剤です。
あなたの顔汗を止めて、すべすべ肌を実現するため正しい制汗剤を使うようにしましょう。
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