海外に行くと地域のおいしい料理を食べたくなりますよね。
でも、同時に日本食がどんななのか経験したくなることもあるんですよね。
そんな海外の現地の日本食のレストランの事情から、日本の食材の輸出について考えてみようと思います。
海外での日本食の位置づけは?
特にアメリカの食事のイメージは肉、マクドナルドなどのファストフード、ハンバーガー、ポテトフライなど油ぎっとりで、こってりした食材と、あまーいコーラを大きなお持ち帰り用のカップ(ILくらい?)に入れて飲むなんてイメージがあるんですよ。
そんな海外の食事と比較すると、日本の食事はとてもヘルシーなイメージですね。
そのために、どこの国でも、日本食のイメージはいいですよね。
でも、実際には、一部の欧米の地域だけであって、実際にはあまり変わらないんですよね。
なぜなら、アジア諸国に行ってみると、野菜料理が多いですし、インドなどはカレーですが、カレーって香辛料がたくさん使ってあって香辛料がハーブの効果で体にはすごくいいんですよ。
問題なのは、油をたくさん使ったり、塩分、糖分をたくさん摂取してしまう傾向があることです。
そして、ヨーロッパでもパスタだったり、注意して食事をすれば健康的ですよ。
日本食の中で人気のあるのは?
まず、最初に上がってくるのが寿司。
これはどこの国に行ってもヘルシーな食事ですね。
特に魚に含まれる良質なたんぱく質が、体にいいってことは多くの人が知っていることです。
そして、意外にも海外の人が注目しているのが発酵食品なんです。
納豆は臭いの点から、「挑戦してみたけどこれは食べられないよ」って人が多いですが、
味噌などの発酵食品はやっぱり人気ですね。
味噌の健康効果などをちゃんと調べて、買っている人ってたまにいるんですね。
そして、日本のもので望まれているものって現地では作られていなかったり、手に入れることが難しい食材だったりしているんですよ。
では農産物はどうなんだろうか?
日本の報道でたまに流れていますが、日本の農産物を海外に輸出して、現地のデパートなどで売られている用なのですが、これって、なんで流しているんでしょうね。
だって、日本で作られている果物や野菜などの農産物は世界中で作られているんですよ。
その上、どこの国でもオーガニックの、普通よりちょっと効果で健康的な食材のブームが訪れているんです。
日本の農薬の基準は基準値はあるけれども、使用できる農薬の種類は世界で最も多い国の一つではないでしょうか。
そして、管理されているといっても、放射性物質を含んでいる可能性もありますね。
それらの健康への影響がありそうな食材がそんなには受け入れられないんじゃないでしょうかね。
現地でもっと健康的な安全な食材が手に入れられるためです。
レストランは日本の調味料や食材を使う必要はあるのか?
日本食のレストランでは、全く日本の食材を調味料を日本食品に使う必要はないでしょうね。
だって、調味料は現地のスーパーに日本よりもたくさんのものが普通に売っていますし、日本製にこだわる必要は全くありません。
そのために、必要なものといったら、味噌など、限られたものになってくるのではないでしょうか。
実際に日本の食料自給率はすごく低いですよね。
そのために、日本のレストランだって、すべてを日本国産品で作っているなんてことは少ないのでは?
そのために、日本国内の農産物をあえて海外へ輸出する必要性が、報道されていることが不思議でなりませんね。
まとめ
海外で日本食レストランが増えてきているようですが、それは、日本食が高級レストランと位置付けられているためであってそれらが日本から輸出された食材を使っているのではありません。
調味料はほとんどのものがどこの国でも入手可能です。
日本から高い農産物をあえて輸出する必要性が理解できませんね。
なぜなら、現地には同じような食材で、無農薬で作っている食材がたくさんあるのだからです。
結局求められているのは、独自性があるのかどうかですね。
結局は、農産物も全く工業製品と同じことになるのです。