骨端線というのは、骨が成長する部分。骨端線があるならば、身長が伸びる可能性があり、骨端線がなくなっていれば、骨の成長が見込めないので、骨の成長を伴う成長は見込めません。
骨端線は確認すれば身長が伸びるかわかる
高校生になると、身長が伸びなくないことを実感してくる年齢です。多くの人が、高校生で身長が止まります。
もっと伸ばしたい。
と思っても、骨がこれ以上伸びなくなってしまっている場合があります。
これを確認するための方法が、レントゲンを撮ってもらい、骨端線があるのかどうかを確認することです。
骨端線は、骨と骨の間にある部分で成長する部分です。他の部分よりも柔らかく、軟骨になっていて、レントゲンで移すと、骨とは密度が違うため線のようなものに移ります。
骨端線がなくなっていれば、軟骨が骨に代わっていることであり、これ以上骨が伸びることはありませんが、骨端線が残っているなら、まだ、身長が伸びる可能性があるということです。
骨端線を刺激すると身長が伸びる
背が伸びないスポーツの代表例は、レスリングや体操です。レスリングや体操の選手は、幼いころからハードなウェイトトレーニングをして筋肉を鍛えていることはよく知られます。
そして、ハードな筋肉トレーニングをすると、骨の周りの筋肉が固定されて、成長しにくくなる要因だと考えることができます。
一方で、背が伸びるスポーツの例は、バレーボールやバスケットボール。バレーボールやバスケットボールは、筋肉質でないと、高いパフォーマンスが出ないので、こちらも筋トレをしっかり行いますが、高身長の人が多いです。
運動の種類を考えると、バレーボールやバスケットボールは、飛んだり跳ねたり全力で走ったりと全身を使って動く運動が多い。
この全身を使った運動が、身長を伸ばすことにつながっていると考えることができます。
全身を使ってする運動において、ジャンプしたりステップを踏んだりしているときに、骨と骨の間の関節の部分、骨端線の部分に適度な刺激が入ることにより、細胞分裂が活発に起き骨が成長するのです。
筋トレして骨端線を刺激することが身長を伸ばす
私の子供のころは、筋トレをしすぎると身長が止まるといわれてきましたが、バスケットボールの選手は、小さなころから筋トレもしっかり行っています。
その上で、身長が高い選手が多いことを考えると、身長を伸ばすためには、筋トレをしっかり行い、骨端線を刺激する全身運動にしっかり取り組むことが大切なことでしょう。
スポーツで比較してみると、サッカーや野球をしている子供よりも、バスケットボールやバレーボールをしている子供の方が一般的に体が大きくなっています。
プロスポーツ選手で見てみても、バスケットのプロ選手がが身長も高い人が多く、筋肉がシッカリついている人が多い。
そして、子供の身長を伸ばすためには、バスケットボールやバレーボールを取り入れれば、効果的に骨端線を刺激し、身長を伸ばすことができるということが想定できます。
だから、子供の身長を伸ばすために、子供の遊びにバスケットボールを取り入れることが役に立ちそうです。
身長を伸ばすには運動だけではダメ!
子供の身長を伸ばすためには、運動をして骨端線に刺激を与えるだけではためです。
子供の成長には、充分あ栄養素と、睡眠が大切な要因です。
子供が夜更かししないように、8時には寝かせつけるようにし、栄養はバランスよく摂取させて、伸びてくるのを待ちましょう。よく食べ、よく遊び、よく寝ていることで、子供はシッカリと成長していってくれます。
➡➡子供の身長を伸ばす方法はこちらに詳しくまとめました!