子供が太っていると身長が伸びなくなります。これは、太っていることで成長ホルモンの分泌がされなくくなること、思春期が早くなることで骨端線が閉じて身長が止まります。
太っている子供は身長が伸びなくなる
子供が小さなころは、ぽっちゃり体型です。特に赤ちゃんから幼児期までは、たくさん栄養を摂取して、ぷくぷく太って、それがあってどんどん成長していってくれますよね。
でも、どんどん食べて、横にも縦にも成長してくれるのは、小学生の低学年まで。
成長期に差し掛かってくると、途端に成長の伸びが遅くなり、身長の伸びがストップしてきます。
これは、身近な人でも、そんな傾向がありました。小さなころは、身長もクラスで大きかったんですが、中学生くらいには周りにどんどん抜かされ、思ったより身長が伸びない人がいました。
こういった身長が伸びなくなる原因として考えられているのが、太っていることにより成長ホルモンが分泌されにくくなること、それに、思春期が早く来てしまい、骨端線が閉じてしまうことです。
太っていることは、摂取カロリーと消費カロリーのつり合いが取れていない状態。つまり、体内で消費するカロリーが不足している状態です。
これは、身長が伸びる3大要素、栄養素、運動、睡眠のうちで、運動の項目に問題がある状態です。
そして、性成熟も早くなってしまうので、骨も大人の骨に代わり伸びなくなってしまうのです。
肥満対策はダイエットではなく運動
肥満を解消するために、ダイエットする必要があるように感じますが、子供にとってダイエットは、やめるようにしましょう。
ダイエットによる食事制限は、摂取カロリーを減らすことにつながりますが、子供が毎日摂取するべき栄養素が不足してしまう問題点があります。
栄養素は、子供が身長を伸ばす方法として重要な要素です。
栄養素が足りなくなってきてしまうと、身長を伸ばすのに必要な栄養素が不足し、身長の伸びがストップしてしまうのだから。
そのため、肥満を解決するために行うべきことは、運動。
運動の質、量を高めることで、消費カロリーが増え、肥満解消につながっていきます。さらに、運動により、成長ホルモンの分泌が促されることと、骨が成長する部分の骨端線に適度な刺激を加えることができるのです。
特に、全身運動を伴う運動、バスケットボールやバレーボールなどの飛んだり、跳ねたり、ダッシュしたり、ステップを踏んだりする運動が身長を伸ばすのに効果的な運動と考えられています。
また、適度な筋トレも成長ホルモンの分泌を促すのに効果的です。
そんな意味で、肥満を運動で解消することは、身長を伸ばす方法として効果的な方法なのです。
身長を伸ばす方法
太っている子供の、身長を伸ばす方法は、十分な栄養素、適度な運動、十分な睡眠時間です。
その中でも、栄養素に関しては、特に注意する必要があります。
これまでの食生活が太る原因を作っていたので、生活に運動を取り入れたからといって食生活が同じなら、痩せる効果は小さくなってしまいます。
痩せる効果を高め、身長を伸ばすために必要なことは、バランスのとれた食事をすることです。
これまでの食事で不足しがちであった栄養素を摂取することも必要です。
そして、そのためにおすすめできることが、子供の成長身長サプリメントを、子供に飲ませることなのです。
最後に
肥満体型は、身長が早く止まってしまう原因になってしまいます。思春期になる前に、子供の生活習慣を改め、毎日に生活に運動を取り入れるようにしたいものです。
また、バランスの良い食事、栄養補給に努め、身長が伸びるように、万全の態勢で臨むようにしましょう。