脇汗が生じる原因の一つに自律神経が乱れていることがあります。交感神経が過剰に反応してしまうことにより、脇汗が出てしまうのです。
なので、脇汗を止めるためには、自律神経失調症を改善させる必要があります。
自律神経失調症
自律神経には、交感神経と、副交感神経があります。
交感神経は、活動時や緊張時に作用する神経です。一方で、副交感神経は、寝ているときやリラックスしている状況で働き自律神経です。
通常は、交感神経、副交感神経の両者がバランスよく働いているのですが、自律神経が乱れてくると、バランスが崩れてしまいます。
このバランスが崩れてくると、様々な症状が現れてきて、脇汗もその症状の一つなのです。
脇汗と自律神経
強いストレスがかかり続けたり、生活習慣が乱れていることにより、自律神経が乱れてきます。例えば、ストレスなどにより緊張状態が続くと副交感神経が過剰に反応します。それにより、体温が上昇し、体温を下げるために汗を大量に書くことになってしまいます。
特に、脇には、たくさんの汗腺が密集しています。そのため、強いストレス下で緊張状態の時には、脇汗が出やすいのです。さらに、脇には、皮脂腺も多数分布しているので、汗による蒸れた状態が続くことで。雑菌の餌となる皮脂も存在していることから雑菌の繁殖が促されるのです。
それにより、脇から異臭が立ち込めることにつながってしまいます。
つまり、自律神経が乱れていることにより、、脇汗の発生につながり、嫌な臭いにまでつながってしまいます。
自律神経の乱れを改善する
自律神経の乱れを完全に治すことは、非常に難しいことですが、改善させることはできます。
まず、自律神経が乱れている原因を特定し、要因を取り除くことが大切なことです。
一般的に自律神経は、強いストレスや、生活習慣の乱れにより生じてしまいます。ひどい場合には、うつ病を発症する原因となるので、早めに対処したいところ。
病院に行くと、抗うつ剤を処方されたりと、あまり、体にはよくない状態ですが、必要なら病院でキッチリ治療を受けることも一つの方法です。
(世界の他の地域の人と比べ、日本人がうつ病の発症率が高いこと、日本人の薬の使用量が世界1であることを考えると、薬を飲むことが良いことだとは思えません。薬を飲む、飲みすぎることが、うつ症状を悪化させてしまうことと個人的には考えているので。)
うつ病を改善するために行うべきことは、生活習慣を改善することです。ストレスが溜まっている状況ならストレスをなくします。食生活が乱れているなら、バランスの良い食事を心がけます。特に、オメガ3を含む魚を食べるのがお勧めです。
→うつ病対策には健康的な食生活が効果あり!?特に魚がおすすめ!
その他にも、運動不足なら、ウォーキングなどの有酸素運動をしましょう。睡眠不足なら、最低でも6時間以上は寝るようにしましょう。
こうした健康的な生活習慣を続けていると、体の機能が正常になり、自律神経も正常な状態に戻っていくことが期待できます。
つまり、自律神経を乱す原因は、生活習慣に合って、それを治す一番良い方法は、健康的な生活習慣を取り戻すことなのです。
意識をもって取り組むと、効果が上がりやすいでしょう。
さいごに
脇汗の原因が自律神経の乱れであるなら、生活習慣を見直し、ストレスのない健康的な生活習慣を取り戻すことが第一です。
とはいっても、脇汗は、緊張したり、いきなり出てくると思うので、出ないように脇汗を止める方法を実践しておきましょう。
脇汗を効率よく止めるには、効果のある制汗剤を用いること。お勧めは以下のリンクを参考にしてください。
自分にとって効果がある制汗剤を見つけることができれば、もう、脇汗を心配する必要はありません。それだけで、ストレスが解消することもあるかもしれませんよ。