日本人の皮膚は日焼けをしていないと白いために、健康的に見せるために、もしくは、ビーチで似合う肌色にするために日焼けサロンを利用する人は多いです。
でもどんなメカニズムで日焼けをしているのは、そして、太陽の光とどう違うのかよくわかりません。日焼けサロンで皮膚を焼くことが体にとって問題のないことなのかどうかも、一般にはよく知られていないのです。
そんな日焼けサロンの危険性について整理しておくとともに、紫外線なしで肌を小麦色に変えるタンニングクリームを紹介しますね。
目次
たくさんの人が日焼けサロンに通う
私の周りの人に聞いてみたら、思ったよりも多くの人が日焼けサロンに通った経験がありました。でも、日焼けサロンに行っても思ったよりもきれいに焼けない人もいたりして、行く意味のなかった人もいました。
基本的に、色白で、太陽の紫外線に浴びると赤く腫れあがってしまう人は焼かないほうが良いようです。
ですが、お手軽に皮膚を小麦色に変化させることができるので、日焼けサロンに行ってしまうんですよ。
健康的に見えるし、かっこよく見えるし、人気の芸能人もやっていますから。
日焼けサロンの紫外線の種類は？
日焼けサロンでは、一定の波長の紫外線を機械を使って発生して体に照射して体の中でメラニン色素を発生させ小麦色に日焼けをさせます。
この紫外線がUBAの紫外線なのです。
日焼けサロンでの焼き方
日焼けサロンできれいに体を焼く方法は、サンオイルを塗って焼くと良いでしょう。
サンオイルには特定の波長の紫外線をカットする役目があるために、必要な紫外線のみを肌の中へ照射する役目を果たすことができます。
日焼けサロンでは、紫外線の波長が調整されていますが、やはりお肌への保護も考えてサンオイルで体を保護しておきたいものです。
太陽の紫外線の種類と日焼けサロンで使う紫外線はどう違う
太陽光には3タイプの紫外線があります。その紫外線は、幅を持った波長の領域で3つの種類に分別されます。
最も波長が短い紫外線（UVC）は、オゾン層によって完全に遮断され、地上には到達しません。
そのために、中波長領域の紫外線（UVB）と、長波長領域の紫外線（UVA）が地上に降り注いでいます。
中波長領域のＵＶＢと呼ばれる紫外線は、オゾン層によって一定量遮断されますが、一部地上に到達するものです。
このUVBが人の体の表面に照射すると、表面付近の皮膚に影響を与え熱を発生させます。
この紫外線UVBの強度が強い時には、長時間当たることによって皮膚の表面が火傷を負ったように炎症を引き起こします。
これは、暑い夏にビーチやグランドで長時間いた時に、日焼けして、皮膚がひりひりしたりするものを引き起こすもので、これがUVBの影響なのです。
⇒紫外線対策のためのＵｖカットメガネの効果！おすすめの度付き・度なしメガネの作り方は？
この紫外線は、炎症を起こしてしまうので、UVBの領域の紫外線は日焼けサロンでは使用しません。
そして、紫外線の中で最も長波長領域のUVAが日焼けサロンで使われている紫外線です。このUVAは皮膚の内部に浸透して、体内でビタミンＤの生成したりと有用な紫外線です。
しかし、日常生活で太陽光に浴びていれば十分な量のビタミンDを生成できるために必要以上のUVAの照射は必要ないのです。
必要以上UVAを浴びれば、皮膚の老化を促進したり、メラニン色素が過剰に沈着したりと、将来にわたってシミそばかすが取れない体になってしまうことがあります。
日焼けサロンで浴びる紫外線の危険性
日焼けサロンでは、紫外線発生装置の発生する紫外線の波長を調整してUVAを人の体に照射するように調整しています。
この紫外線のUVAを浴びることによって、体の内部でメラニン色素が発生し肌が小麦色に変わり、きれいな日焼けが出来上がります。
でも、最近の調査によると、日焼けサロンでの紫外線UVAによる日焼けも、太陽光に長時間浴びた際の日焼けも、どちらも将来皮膚がんが発生する確率が高くなることが分かってきたのです。
欧米での調査結果では、日焼けサロンで過去に体を焼いた人の集団が、日焼けサロンに行ったことのない人の集団よりも、皮膚がんの発生数が有意に高い結果なのです。
現在の日本では全く素通りで、今もなお日焼けサロンの運営は普通に行われていますが、海外では、たくさんの人が皮膚がんになったことから、日焼けサロン自体を禁止にする国が増えてきたのです。
もちろん太陽光も同様に長時間浴びれば皮膚がんに対するリスクが増えます。
こうした事例はインターネットを検索してみるとすぐに出てきますが、日常生活を日本で送っていては知ることができない情報でしょう。
いまは良くても将来皮膚がんやなんらかの皮膚病の懸念があるため、実は日焼けサロンはあまりおすすめできないお肌の焼き方なのです。
もちろん、太陽光による紫外線に対しても、きっちり対策しておくべきなのです。
紫外線を使わないで肌を黒くする方法は？
日焼けサロンでは紫外線を使って体を焼くので問題が生じます。それでは、紫外線を使わないで肌を小麦色に焼けばいいのではとなるのですが、探してみたところありました。
タンニングローションを体に塗るだけで体が小麦色に代わり、その効果が１週間前後は持続します。日焼けサロンに行かなくても、太陽の紫外線に当たらなくても肌を小麦色にすることができます。
塗ってから５時間後には効果が現れる１２時間後には定着するので、お手軽に試せるところもいいですね。明日どうしても小麦色になりたいとか、短期間だけ黒くなりたいという場合に役立ちます。
日焼けサロンに関するまとめ
日焼けサロンの危険性について理解したところで、紫外線なしで、タンニングクリームを塗るだけで体を小麦色に変えられるクリームを紹介しました。
男性も女性も健康的な人が好きですからは肌を小麦色にしていたほうがモテます。
もちろん、紫外線は将来にわたって皮膚病の懸念がぬぐえませんが、タンニングクリームは紫外線による危険性はありません。
これまでにない商品なので、試してみる価値ありです。紫外線で焼いたらシミとそばかすが残っちゃいますから。
健康に懸念があるものはなるべく手を出さないようにしましょう。将来発症したものは、うやむやになって原因がわからなくなるので今から起こり得ることに対してしっかり対策をしておくことが大切なことなんですよ。
