今は梅雨の季節で、何かとじめじめしていてカビが発生しやすい季節です。
カビが発生すると、タンスの中の衣類などや革製品がカビたり、キッチン回り、洗濯機、お風呂と様々なところで被害が出てしまうことがあります。特に、水回りの場所では一年中カビが発生してしまう危険性がありますよね。カビが発生すると、カビ臭い独特の臭いがしてしまっていやなんですよね。
きれいにしていてもある環境が整ってしまえばカビなんて、すぐに発生してしまいます。
今回は、カビについて理解することでカビ対策が万全になることを期待して整理しました。ではカビについて見て行きましょう。
カビとはどんなものなのか
カビは菌類の一種でたくさんの種類がいます。
カビは最も基本的な生物の一つで、カビの中には解熱材のインシュリンを作り出すタイプのカビもいたり、日常の生活でカビを用いて作られた作られた製品がいかに身近に多くあるのか驚くのではないでしょうか。たとえば、味噌など、カビの一種であるコウジ菌を用いて作っています。また、チーズもカビの一種のアオカビを用いて作られているのです。
発酵食品は、そうした菌類を用いて製造されたもので、あり私たちの生活とは切り離せないものです。
また、カビの中には腐敗を促進させ物質を分解する働きのあるものもいて、特にバイオテクノロジーの最先端の研究材料でもあるのです。
カビというと私たちの身近にある嫌な臭いの出すもの、壁を黒くするものだけではなく、私たちが食べている日常品にも多く使われているのです。
カビはどんなときに発生するのか
私たちが一般的に問題としているカビは、家庭内で発生するカビです。非常に嫌な臭いがしますね。特に、梅雨の時期に多くカビは発生します。そんなカビが繁殖しやすい条件は
- 温度が20度から30度の時、特に25度くらいの特に活発に活動する
- 湿度が80％以上の時
- 酸素の存在している時
が条件です。
この条件を満たすところならどこでも発生する可能性があります。ご家庭の中で、特にキッチン、お風呂、洗濯機、トイレなどは、カビが発生しやすい個所ですね。梅雨の季節には、タンスの中も注意したいところです。また、真空パックは、酸素が存在していないので常温でもカビが発生しないのですね。また、夏も気温が高すぎるためカビが繁殖しにくい季節です。
意外な盲点は冬です。
冬の室内と外気の温度差の発生することろでは水滴が発生しやすくなります。
特に、窓の近くでは室内が暖かく室外は冷たく、空気中の水分が温度の違いによって水滴が発生してしまいます。また、押し入れの中も、コンクリート造りの建物ですと室内とコンクリートとの温度差で水滴ができてしまって暖かい室内側に水滴が発生してしまいカビが発生しやすくなってしまいます。
カビが発生した時の対策
カビが発生した時には臭いが強く発生します。そのため、カビ本体の対処とともに臭い対策もしなければいけません。
カビの臭い対策
カビの臭い対策については、有名なところだと、重曹です。そして、備長炭。この2つを使ってやると大体の臭いは解決できます。
カビ本体の対策
カビは菌類です。菌類であるため消毒することで対処できます。代表的なのはアルコール。アルコールを使うことでしつこいカビも死滅することができます。よっぽどしつこいカビについてはカビキラーなどを使ってもよいかもしれませんね。
注意事項として、殺菌剤には強力な化学薬品が使われることが多く、長期的に健康にどうなるか分からない物質が含まれることがあります。そのため特にお子さんがいるところでは極力使わないようにしたいものです。大人が使う場合にも、寒気を十分に行って、殺菌剤を吸い込まないようにしましょう。
カビが発生しないようにするための防止のための対策
カビが発生しないようにするためには、20度以下の環境にすることと湿度が80％以下の状況を作ることです。
水回りでカビが発生しやすい状況であることから、お風呂場はエアコン等で湿度を下げるか、窓を開けて外気との温度を少なくすることです。それによって、室内の湿度が下がり、気温差があっても結露しにくくなります。
キッチン回りや、洗濯機も洗濯が終わった後も、空気が通りやすくなるようにして置きたいものです。
押し入れの中は、スノコや脱水材を用いて対策をすると、かなり快適になります。重曹を用いると脱水効果とともに、消臭効果になって嫌なにおいの発生を防ぐこともできます。
まとめ
カビといって私たちの生活に欠かせないカビも存在しています。カビの種類によっては、食べ物でもあり、薬でもあるのです。
そして、私たちが最も困っているのが、水回りに発生するカビです。これ他の対策は、消毒用アルコールを用いてふくことによって、すぐに対策できます。また、発生予防も、注意して、20度以下の状況と80％以下の湿度にできるように心がけることです。
さらにカビの臭いを取るために、重曹、備長炭などを用いてもよいですね。
これでたいていのカビ対策はできています。
しっかりとカビ対策を行って快適な日常生活を送りたいものですね。
