日焼け止めクリームは私たちの体を太陽の紫外線から守るために必要な大事な道具です。特にお肌が敏感肌だったり、太陽の紫外線に弱い人にとっては、日焼け止めクリームを選別して選ぶ必要があります。
なぜなら、日焼け止めクリームには、これまでわかっていなかった危険性が想定できる物質が含まれていること、新たに危険性が分かった物質がいくつかあるためです。
皆さんは、正しい日焼け止めクリームの知識を理解して、自分の体に合った日焼け止めクリームを選ぶようにしましょう。
目次
日焼け止めクリームの成分は気にしている人は少ない
日焼け止めクリームの成分には発がん性がある物質が含まれているものがあります。身近に含まれている多くの日焼け止めクリームに含まれているのです。
この事実に本当に多くの人が気づいていません。
以前からの研究結果では、紫外線が発がん性の原因の一つでしたが、最近の研究では、日焼け止めクリームに含まれる紫外線吸収剤や、紫外線反射材にも発がん性が疑われていることが発表されたのです。
そのために、太陽の紫外線とともに、日焼け止めクリームにも注意を払っておかなければいけません。
地球に到達する太陽の紫外線
私たちの地球に到達する太陽からの紫外線は、波長(振動数)領域で2つの種類があります。UVAとUVBです。
UVA
皮膚の内部に浸透しビタミンDを作るとともに皮膚が小麦色に焼ける原因となるメラニン色素を形成する助けをする紫外線です。
UVB
UVAより波長が短い紫外線で長時間当たっていると、皮膚の表面に炎症を起こす可能性がある紫外線です。白い肌の人が、太陽に長時間当たった後に赤くなるのは、UVBが影響しています。
どちらの紫外線も皮膚がんなど皮膚病の原因になることが知られています。そのために、紫外線対策をシッカリと行っておかなければなりません。
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日焼止めクリームの表示を理解する
日焼止めクリームの効果を表すものとして用いられているのはSPFとSPA表示です。
特にSPA表示は、日本独特の表示です。海外だと単にUVA Protectedなどと書いてある程度です。
一般に世界共通の表示はSPF表示です。SPFはUVBのみの効果を表しているものです。SPFのみの表示しかなければ、UVAの遮断効果はないと理解しましょう。
そのために、日焼止めクリームを選ぶ時にはSPF,PA表示の両方があるのか、どの程度紫外線が防御されるのか注意しなければいけません。
各SPFによるUVBに遮断効果は以下の表示です。
- SFP15 93%
- SFP20 95%
- SPF30 97%
- SPF50 99%
注目すべきなのは、SPFの値と紫外線遮断率とは相関がないことです。また、SPA表示でUVAの遮断効果についても表示してあるものもあります。
日本ではSPA+++などで+の量が多いほど、UVAの紫外線遮断効果が高くなっています。
ただしUVAの遮断率については、あいまいな仕様で、完全にUVAが遮断されるわけではありません。
これらの表示を参考にして、紫外線対策のため日焼け止めクリーム等を購入するとよいでしょう。そして、その他の日焼け止め防止グッズを使って、日焼け防止効果を高めるようにすることが重要です。
日焼止めクリームの塗り方は?
日焼け止めクリームの効果時間は約2時間です。それ以上使用する場合は、一度洗い流してから塗り直すようにしましょう。
この制限時間は、紫外線吸収する素材と紫外線との反応が、約2時間で終わってしまい、反応が終わった後には効果がなくなってしまうためです。
メカニズムから考えると、約2時間の使用が限度です。それ以降の使用は、副生成物が発生します。その副生成物の体への影響はわかっていなかったり問題が生じる可能性がある商品が多いのです。特に化学合成をして作り上げたものは、発がん性が疑われる物質が多いのです。
それもあり、日焼け止めクリームに使用している成分によっては、長時間の使用は避けたいですね。
おすすめの日焼け止めクリームは?
おすすめの日焼け止めクリームは、やはり、自然素材から作られている日焼け止めクリームです。なんたって、一般的に売られている日焼け止めクリームに発がん性が疑われている物質が含まれているのです。
発がん性のある紫外線を防止しても日焼け止めクリームに発がん性があっては防止する意味がありません。ちょっと効果になってしまいますが、それでも、将来のことを考えれば、これだけの投資をする価値はあります。将来シミ、そばかす、皮膚がん、その他皮膚病の問題が出てしまったらもっとお金はかかってしまいます。
私たちは自分自身でしっかりと考えなければ、流されてしまうので、キッチリすべきところです。
HANAオーガニック UVミルク
この化粧品は、日焼け止めの効果だけではなく、お肌の化粧水として多くの機能を持っているために、全体で見るとお得になることに加えて、オーガニックの植物から作られているので安心な化粧品です。
そして、日焼け効果もSPF30、P++と十分に日焼け止めの化粧水として十分な機能を持っているので、うれしいせい化粧品です。
多くの日焼け止めクリームが金属化合物や人工的に合成した化学薬品を使っていてお肌と健康にどんな影響があるかわかっていない点を考えると、100%オーガニックの植物を使って作られている点から選ぶべきものです。すぐに良さが実感できます。
日焼止めクリームのまとめ
日焼け止めクリームは太陽の紫外線を防止するために必須のものです。日焼け止めクリームの中には、ビタミンC配合などでお肌に優しい成分も配合していますが、通常のこれまで使用してきた紫外線吸収剤や紫外線反射材の中には発がん性を疑われている物質が存在しています。
これらを避けるためにも、自然素材でできた日焼け止めクリームを選ぶ必要があります。
日焼け止めクリームの性能は上記で書いたSPF, PA表示を確認して選ぶことによって自分の用途に応じた使用ができるでしょう。
日常でしたら、SPA20もあれば十分に紫外線防止効果が見込めます。
しっかりと紫外線を防止して、10年後20年後も健康なお肌を保っておきましょう。それには自分の徹底した意識管理と、適切な日焼け止め対策の購入という投資が必要なのです。