インドのコーチン国際空港で使用電力をすべて太陽光発電に切り替えたことが火曜日に発表されました。
空港全体の電気を。すべて太陽光発電で賄う空港は世界初の試みとなります。
どの規模のメガソーラー発電所なのか
このコーチンエアポートは子会社にエネルギー部門があって小規模の発電が2013年3月からスタートして到着ターミナルの屋根の照明がソーラーパワーになっていました。
今回12MWの太陽光発電設備を始動させたことからコーチン国際空港での使用電力をすべてこの太陽光発電に切り替えることになったのです。
これによって、空港のすべての電力を太陽光で得られたエネルギーによって賄われることになります。
インドのケララ州では最初のメガソーラー発電所となります。
どの程度環境へ配慮されるのか
この太陽光発電に切り替えることによって30万トンのCO2の削減効果がありその量は、3億本の木の吸収量、もしくは、自動車で7億5千万マイル走行することに一致するのです。
インドでの太陽光発電の状況は?
過去記事でもあったように、日本のソフトバンク、台湾のFoxconn、インドのBathi Enterpriseがソーラープロジェクトをスタートしています。
インドは、二酸化炭素排出量の目標値を公表できないように、今後も火力発電所を立てる計画がたくさんあるのです。
また、同時に2022年までに100GWとか自然エネルギーを導入するプロジェクトがあるのです。
おそらく、その枠組みに、ソフトバンクのジョイントベンチャーも入っていくのでは?
インドは、広大な大地を持つために発電所周辺の施設から人口が密集していない場所への送電にはエネルギーロスのため向いていません。
そのために、太陽光発電で電気が必要な地域へ発電設備が設置されることが望まれるのでしょう。
そして、インドの首相が中心となって自然エネルギーを普及させるためのプロジェクトをインド政府が推進していることも今後の自然エネルギーの推進に前向きな姿勢が見られますね。
まあ、インド人はしゃべるのがうまくて巧妙なのでそう読み取れるのかもしれませんね。
⇒ソフトバンクがインドで太陽光発電プロジェクト!ジョイントベンチャーでスタート!
まとめ
インドのコーチンエアポートで電力使用が全面的に自然エネルギーへ切り替えになりました。
日本では、原発が再開のニュースがトップニュースに上がりますが、海外に目を向けると、このような太陽光発電利用のニュースもトップニュースに上がってきます。