ヒジキにヒ素中毒の危険性が・・・
日本では、家庭料理の定番の一つとしてヒジキの煮つけなど、日本料理の一つとしてよく食べられているものですよね。
私たちは、海藻類を食べる習慣があるので、ヒジキはその健康的な食べ物として認識があったのです。
ヒジキには高濃縮されたヒ素が・・・
ところが、最近になって、ヒジキのヒ素濃度の分析結果がイギリスで発表されました。ヒ素の濃度が、許容限界値の4倍から16倍もあるため健康に影響を及ぼす可能性があるということが発表されました。
その結果が出たすぐ後に、台湾から日本産ヒジキが許容限界以上のヒ素が検出したため輸入禁止措置をとるとのニュースが掲載されたのです。
分析結果は事実であり、世界の基準に従うなら、その対応は当然なのです。
製造した企業は責任を認めてしまうと賠償問題になってしまうので、健康に影響があることは否定していました。
ヒジキの性質と影響
一般にヒジキはヒ素をため込む性質があります。
イギリスの発表値を見ると、ヒ素の濃度が極めて高い結果となっています。
実は、日本の厚生労働省もヒジキにヒ素が含まれることは認識していますが、日本人が一般的な食習慣を続けている限り健康に影響はないというスタンスです。
そのために、ヒジキの中のヒ素の濃度が高い場合に健康への影響があるのは周知の事実なのです。
ヒ素を含むヒジキのまとめ
ヒジキの中のヒ素含有量は、すべてが同じではありません。検体によってはより多くのヒ素が含まれていることもあるのです。
そのために、ヒジキを一度にたくさん食べるのは避けた方が良いのかもしれませんね。
科学的に、問題のありそうなヒ素の量が検出されることがあることを、一人一人が認識して調整していかなければならないのかもしれませんね。