寒い時期になってくると、常に気を付けなければいけないのがインフルエンザです。インフルエンザが発症してしまうと、自分がツライだけではなく、周りの人に感染させてしまわないように注意しなければいけません。
また、症状が治まっても、体内にはインフルエンザの菌が、まだ存在しているために、周りに移さないためにも最大限の注意を払う必要があるのです。
特に、寒い時期には、インフルエンザの菌を保有しないためにも、インフルエンザに罹った場合にも、周りに移さないようにマスクは常につけておきたいものです。
さて、今回のブログでは、インフルエンザの種類、対処方法、ワクチン接種についてまとめておきます。
目次
インフルエンザの種類は?
インフルエンザの種類には3種類あります。インフルエンザA型、インフルエンザB型、そして、インフルエンザC型です。
2015年のインフルエンザの発生は、夏の8月から、インフルエンザB型が流行していたりと例年と異なった発生になっています。
⇒インフルエンザB型で学級閉鎖へ!?2015年はインフルすでに蔓延中!?
ですが、これまでの傾向からの、一般的なインフルエンザをまとめます。
インフルエンザA型とは?
インフルエンザA型は、冬の寒い間に流行するインフルエンザです、そして、インフルエンザA型の感染力は他のB型、C型よりも強く、爆発的に流行する可能性があります。
そのために、一般的に大流行するインフルエンザが、このインフルエンザA型なのです。人、豚、鳥、馬、クジラ、アザラシ、ミンクインフルエンザなどがあります。インフルエンザA型は、突然変異を起こしやすく、インフルエンザのワクチンを接種していたとしても、感染することがあるのも特徴です。
インフルエンザA型は、高熱(38度以上)、強度の関節の痛み、寒気や悪寒、胃炎、上気道炎、気管支炎、めまい、頭痛、腰痛など、症状が強く出るのが特徴です。
インフルエンザB型とは?
インフルエンザB型は、人のみに感染が確認されいるものです。主に冬に感染して広まることが多いインフルエンザウィルスB型の感染によって起こる病気です。
しかし、今年の場合には、真夏の8月から感染が確認され、複数の学校で、インフルエンザのために学級閉鎖になってしまっています。
感染力は、インフルエンザA型よりも弱く、大流行までには至りませんが、数年おきに感染が広がるインフルエンザです。
今年は、その流行が広まっているのです。
インフルエンザB型の症状も、A型と同じような症状が出ます。
インフルエンザC型とは?
インフルエンザC型は、人と豚に感染が確認されています。これは、主に小さな子供が感染しやすいインフルエンザです。そして、いったん感染すると、このインフルエンザC型に対して、抗体が作られるために、大人になっても感染することはありません。
しかし、小さな時に感染していなかった場合には、抗体を持っていないために、大人になってからも感染することがあります。
症状としては、それほど高熱にはならないようですが、呼吸器感染が多く、鼻水がたくさん出る特徴があります。
何れにしても、インフルエンザC型は季節性がなく、いつでも感染の可能性があります。しかし、一度かかったら次にかかることがほとんどないので、皆、一度は経験するものと考えておきましょう。
インフルエンザの対処方法
インフルエンザにかかった時には?
何れのインフルエンザも、症状が出る前に、菌が体内に入った後に1日から3日くらいの潜伏期間があります。
その潜伏期間を経て、発症し、初めは普通の風邪との判断が難しいですが、すぐに高熱が出て、節々が痛くなります。
そのために、周りにインフルエンザの患者が出てきて、自分も体調を崩して来たら、早めに病院へ行って、インフルエンザであるかどうかの確認をしてもらいましょう。
高熱が出ると、非常につらい状態になるため、病院へ行くことができなくなります。薬も早いうちに飲むことによって、早く治すことができます。
対処方法は
インフルエンザにかかった時には、処方された薬を飲むことですね。タミフルが一般的に処方されるようです。
また、早期の回復のために、十分な睡眠をとり、十分な栄養補給をするようにしましょう。
インフルエンザにかかっているときは、食べるのも大変です。だからこそ、体の調子を整える、ビタミンCなどが多く含まれる食品を食べるようにしたいものです。
そして、汗をかいた時にはこまめに、服を変えて、これ以上悪化しないように努めましょうね。そして、汗をかいた時には水分補給は忘れずに。
インフルエンザの症状が良くなっても、一週間くらいはウィルスを保菌していて感染力が強い状態なので、マスクをして防護したり、人との接触を持たないようにするようにしましょう。
インフルエンザのワクチンについて
インフルエンザのワクチン接種が推奨される季節になりました。
各種病院で、インフルエンザのワクチンを接種することができます。しかし、次のことに注意しておきましょう。
1.インフルエンザワクチンを接種したからと言ってインフルエンザに感染しないわけではない。
インフルエンザワクチンは、摂取したとしても、一定の割合で効果がない人がいるのです。そのことを考えたうえでの摂取になります。
そのために、外出先から帰宅した際には、うがい、手洗いは行うようにし、人込みでは、マスク着用を心がけるようにしましょう。
2.小さなお子さんの摂取は、卵アレルギーの誘導因子になり得る。
⇒インフルエンザの予防接種の注意点!特に幼児のアレルギーには要注意!
小さなお子さんの場合には、ワクチンが鶏卵の白身から作られていることから、直接注射することで、アナキラシー症候群を誘発させることになってしまうことがあります。
子供に、まだアレルギー症状が出ていなくても、親が卵アレルギーを小さなころ持っていたりすると子供も受けついている可能性があるので、ワクチン接種の場合は、テストしてからの摂取が安心です。
そんなわけで、上記を踏まえたうえで、インフルエンザの摂取を行うようにしましょうね。大人は1回、子供は、2回に分けて摂取を行います。料金は、一回2000円から3000円くらいとリーズナブルな価格に設定されているので、気にしている方はワクチン接種をお勧めします。13歳以下の子供は2回のため倍の料金になります。
また、特に、受験生など、寒い時期に風邪をひいては困る状況の人は、是非、ワクチン接種しておきましょうね。
試験の日にインフルエンザが発症したら、一年を棒に振りかねませんよ。
まとめ
インフルエンザについてまとめておきました。
最も感染力が高く、突然変異も発生して流行しやすいインフルエンザA型には、特に注意が必要です。
冬は、インフルエンザだけではなく、他の様々な風邪菌が蔓延しています。外出時や人がたくさんいるところでは、必ずマスク着用を心がけましょう。
また、ワクチンを打っているからと言って過信は禁物です。そして、うがい手洗いは、毎日必ず実行しましょう。
風邪をひいてしまっては、何もできなくなります。日々の健康的な食事を維持して、適度な運動をして、健康を保ちましょうね。
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