手汗を止めるのに塩化アルミニウムは効果がありますが、その性質から、皮膚への刺激が強すぎる場合があり、副作用が強く出るなら、別の制汗剤を使うようにしましょう。
塩化アルミニウム
塩化アルミニウムは、皮膚科が推奨する手汗を止める薬です。
薬局でも、濃度が薄い塩化アルミニウム水溶液が購入できます。オドレミンやテノール液といったものが塩化アルミニウム水溶液です。
ですが、シッカリと手汗を止めるために、医師に処方箋をかいてもらうと、濃度の濃い塩化アルミニウム水溶液を作ってもらうとより効果の高い塩化アルミニウム水溶液を手に入れることができます。
塩化アルミニウム水溶液は、使う際に汗をかいていると効果が得られないため、塗ってから1時間ほどは、じっくりと肌に浸透させるようにする必要があります。
なので、使用する際は、夜寝る前に体に塗りこんで置くようにする必要があります。それにより、翌日は塩化アルミニウムが効果的に働き、手汗を止める効果が期待できます。
ですが、塩化アルミニウムは、汗の中に含まれるたんぱく質と結合して、汗腺を収縮する効果が強いため、副作用としてかゆみや痛みが強く出る場合があり、そのような副作用が出るなら使用を中止しなければなりません。
また、肌の薄い部分や敏感な場所へ使うことができません。なので、敏感肌の人は、使用しないほうがいいでしょう。
肌に優しい手汗専用の制汗剤
お肌に優しい手汗専用の制汗剤は、「ファリネ」や「フレナーラ」です。
どちらもお肌に優しい成分で作られており、汗腺を効果的に閉じることができて、手汗を止めることにつながります。
効果を実感するまでに2週間くらいかかる人もいますが、子供でも使える成分であるので、安心して使うことができるんです。
さいごに
塩化アルミニウム水溶液は、手汗を止める方法として医師が進めるものなので、効果がありますが、副作用があり、かゆみが出るようなら使用をやめる必要があります。
そうなった場合には、他の肌に優しい制汗剤を使うようにしなければなりません。
おすすめの制汗剤は、「ファリネ」や「フレナーラ」。通販での購入になりますが、しっかりと手汗を止める効果を得たい人にはおすすめ。
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