東北大震災以来、日本でもM9クラスの
巨大な壊滅的な地震が、いつでも
起こり得ることが実感できました。
日本は地震大国といわれていますが
どんなメカニズムで起こるのでしょうね。
地震の発生メカニズムをまとめておきます。
地震はなんで起こるの?
地球の地殻は常に動いています。
何十億年前に地球が形成され、地殻は動いていいます。
その移動によって、今の大陸が形成されているのです。
その地殻はいくつかのプレートで形成されていて
地中から出てくる箇所と地中に埋もれていく
ところで調和をとっています。
その地殻がぶつかり合うところでは、
巨大な山の形成や、ぶつかり合う強大な圧力で
地殻が熔解することで火山が発生します。
また、より深い海溝が形成されたりもするのです。
フィリピン海溝、日本海溝が、最も深いかいこととして
知られているのです。
そして、プレートが出てくるところでも
巨大な火山が形成されているところもあります。
日本列島は、たくさんのプレートが
接触している部分です。
そのために、たくさんの火山や、深い海溝が
形成されていて、プレートがぶつかっている場所で
地震が発生するのです。
東北大震災は
2011年3月11日に発生した東北大震災は
プレートがぶつかり合う日本海溝の
そこから深くない場所で起こりました。
その部分でより強力なストレスが長期間に
渡ってかかり続けていたために
マグニチュード9.0という強大な
地震になったのです。
そのエネルギーがより広範囲の
地殻を持ち上げたことによって
巨大な津波が発生したのです。
その影響で、より広い地殻が不安定になって
大小さまざまな地震が断続的に
発生し現在に至っていますね。
大きな地震は地震によって解放された
ストレスを元に戻すような同じ大きさの
地震が発生することがあるのです。
スマトラ島の地震でも、チリ沖の地震でも
同様の規模の地震が数年後に起きています。
東北大震災後には同じ規模の地震は
まだ起きていません。
大きな地震が近くおこるかもしれないので
気を付けておきたいものですね。
その他の地域での地震
プレートの深い位置での地震
日本列島はたくさんのプレートが接触しています。
そのため、東北大震災と同じ規模の
地震はいつでもおきます。
何十億という地球の年齢と比較すると頻繁に
地震は起きていることになるのです。
関東大震災は、100年おきに起きているといいます。
そして、先日は小笠原諸島で深さ500キロ以上の
箇所で、マグニチュード8の巨大な地震が
発生しました。
今までの認識がない、プレート境界の
より深い位置での巨大な地震が発生し
地上へ影響を及ぼすことが分かったのです。
これほど大きく、深い地震は、
今まで例がないのです。
日本列島はプレートに乗っていますが
より深い位置へ太平洋プレートが
入り込んでいるのです。
同じメカニズムの地震が起こりうるのです。
活断層による地震
その他では、プレートまではいかなくても
動いている地層があるのです。
それが活断層です。
活断層がある部分で、断層が動けば地震
が発生し、プレート境界で発生する巨大地震まで
行かないまでも、活断層直下では
大きく揺れることになるのです。
それが、阪神大震災級の地震になります。
プレート境界での様々な地形と現象
プレート境界では、日本列島のように火山や地震、
境界が発生しやすい傾向があるとともに
巨大な山脈が形成されることもあります。
その地域がインド北部のヒマラヤ地域です。
世界有数の山々が連なり、もちろん地震や
火山も多い地形になっています。
こうした地域は近年のプレート衝突に
よって形成されているものです。
また、こうした高い山が世界のほかの地域に
見られない原因は、はるかに昔に形成された
山脈は、様々な自然現象によって
削られて低い山になっていくためです。
まとめ
日本列島付近での地震発生のメカニズムを見てきました。
巨大な地震の発生はプレートの移動に大きく関連していて
長期間たまったストレスが解放されることによって
巨大な地震が発生します。
また、小さなストレスの開放は頻繁に起きて
地震となったり、火山の噴火活動による
ストレスでも地震は起きるのです。
そうしたことを考えると日本はどこにいても
常に地震が発生することと、
地震を避けることができないのです。
そして、私たちにできるのは
いつ起こるか分からない地震に備えることなのです。
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