世界各地で今年はエルニーニョの影響で異常気象による大災害が発生しています。
⇒観測史上最大のエルニーニョ現象が世界を襲う!?2015年から2016年にかけて!
そして、日本ではエルニーニョの影響もあり多数の台風が同時に日本列島へ到来してきました。
今回は、台風18号が上陸し温帯低気圧に変わったのちに台風17号と共に、前線を活性化し積乱雲を発生させ茨城県や栃木県、宮城県で記録的な大雨を記録しています。
その部分のことを線状降水帯というようですね。
その影響で、関東東北地方で大洪水が発生しています。
その状況をまとめておきますね。
栃木・茨城・宮城の大洪水に特徴的なのは?
今年には多い現象ですが、同時に2つに台風が日本に上陸、接近していることに加えて、前線の活性化が記録的な豪雨をもたらしたのです。
その量は、これまでその地方が経験したことがなかった量であったため、鬼怒川で堤防が決壊しました。
また、宮城県の渋井川でも堤防が決壊し多くの方が被災しています。
今後北海道東部へ台風が進んでいくためそちらの方面の方も注意が必要ですね。
鬼怒川決壊の問題点は?
決壊したところの一つが、太陽光発電の設置のため堤防の土手を切り開いた箇所だったようです。
記録的な豪雨で河川の水量が増加しさらに人工的に弱くなっていたところで水が入り込んで大災害を引き起こした可能性があるのです。
下流にも決壊した場所があるようにソーラー発電のために切り開いた場所だけではないですが報道で見るように、河川が町に流入し多くの人が大変な思いをされています。
多くの人が無事であるといいですね。
今回の大洪水が発生したのは?
季節的な要因の前線と2つの台風の接近が重なってしまったことで長時間雨が降り続くことになっています。
さらに、今年は、8月後半から関東地方で冷温になったということで、前線ができて雨が降りやすい状態だったのですね。
もともと雨が降りやすくなっていたところに暖かい空気によって作られた台風が日本に上陸、接近することで大気の状態が不安定になって、竜巻が発生したり、たくさんの雨雲が発生しやすい状況を生み出したのですね。
そして。台風二つが関係して今回のような大雨が降ってしまったのです。
このような例年と違う気象条件が起こってしまった原因にエルニーニョがあげられます。
なぜなら、エルニーニョ現象によって現在、全世界で局地的に何らかの異常気象が発生しているのです。
今回の台風の発生はエルニーニョとは直接には関連していないですが
たとえば8月下旬から冷たい空気が入りやすいとか台風17号が、ハワイ沖で発生したハリケーンから日図家変更線を通り越して台風に変わったりとエルニーニョに起因する要因と結びついて、エルニーニョによる間接的な影響で深刻な被害が発生してしまったと言えるのでは?
この最大規模のエルニーニョ現象は今回が過去50年間で4度目です。それに基づくと、約12年に一度こうした
大災害が起こり得るのですね。
まだまだ、エルニーニョは来年の春まで続くと予測されています。
そして、前回のエルニーニョ現象と同様なら次年度はさらに世界的に暑い年になることが予測されます。
世界中で、降雨が多かったり、少なかったりと様々な影響が予想されています。
いつ災害が起こっても対処できるように防災セットの準備と避難場所の確認はして置きたいですね。
まとめ
台風18号17号とその間に存在している前線によって深刻な大洪水が発生しています。
たまたま、栃木、茨城、それに、福島、宮城で発生していますが、それ以外の地域で、これからいつ発生してもおかしくありません。
気象情報に注意しておきたいと思える大災害ですね。
そして、無理な太陽光発電の設置がこの大洪水を引き起こした要因の一つである可能性があるということを覚えておかなければいけないでしょう。
何故そんなところを切り開いて設置したのかを。
また、このような大洪水が今年はインド、パキスタン、中国、ミャンマーで発生していて、これから、西アメリカや、アフリカの北東地区なんかで発生することが懸念されています。
これは、前回のエルニーニョの時に起こったことなのです。
皆さんも最低限の備えはだけでもしっかりして置きましょうね。
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