うつ病にかかる人って多いですよね。
近年では新型うつ病など、様々なタイプのうつ病がてできていますね。
うつ病は様々な要因で起こってしまうようですが回避するためには基本的なことを注意することで回避ができることが分かってきるんですね。
それらについてまとめておきます。
食事によるうつ病のリスク要因の軽減
2014年に「American Journal of CLINICAL NUTRITION」で出版された論文によると健康的な食生活をすることがうつ病を発症するリスクを抑えることが分かってきたのです。
特に、炭水化物を含む食品が、血糖値を上昇させ、これがうつ病の症状を悪化させることに関連していると推測されるのです。
この研究グループがこの研究をスタートさせることになったのが、子供の時の経験に基づいているといいます。
それは、キャンディなど砂糖をたくさん含むお菓子を食べた次の日には気分が落ち込むことが多かった経験から、砂糖をたくさん含む食品とうつ病との関係を調べるに至ったようです。
実際の調査では、1994年から1998年までの間にうつ病でない女性約70000人を3年間にわたって追跡調査を行い、食べた食品とうつ病の発生状況を調べたのです。
その結果、穀物にたくさんの砂糖を入れて食べることとうつ病の発症とが関連することが分かってきたのです。
そして、単純に砂糖が原因ではなく、食物繊維、穀物、フルーツや乳製品などのミルクからできたラクトースなどの食べ物についてはうつ病に対しての抗鬱効果が見られたのです。
このメカニズムは明確には解明されていませんが、砂糖や炭水化物などの食品が循環器系の病気のリスク要因であってうつ病の症状の悪化に結びついているのです。
この研究結果で砂糖を多く含んだお菓子などを食べることでうつ病が発症するリスクが高まることと逆に、食物繊維、穀物、フルーツなど健康的だと思われる食事を続けることでうつ病対策になるということが紹介されています。
魚を食べることによる効果は?
その他の食べ物の調査では、魚を多く食べることによって、うつ病が改善する効果があることが「Jpurnal of Epidemiology & Community Healtgh」で出版されました。
この結果は、2001年から2014年の間に出版された26の結果を解析したものです。
各々の結果が魚の消費量とうつ病の関係を調べたもので、抗鬱剤や、うつ病の判定基準用いて150278人の患者を調べて判断したものです。
その結果によると魚をほとんど食べない人よりも、魚をたくさん食べた人が17%うつ病のリスクが少なかったのです。
魚のどんな効果によって改善されるのか?
魚を食べることでうつ病のリスクを減らすメカニズムは、こちらもわかっていないのですが、論文によると、健康的な食事が効果的であって、魚の中のオメガ3脂肪酸が、ドーパミンやセレトニンにの働きを良くしている可能性を言及しています。
また、オメガ3脂肪酸には血液の流れを緩和する効果があるため、その効果がうつ病の緩和につながるという可能性があるようです。
まとめ
現代病として、多くの人がうつ病に発症する可能性があります。
今回のブログでは、野菜、穀物、フルーツなどの健康な食事をすることでうつ病が発症することを防げる効果が
あること、そして、魚を多く食べることがうつ病を発症するのを抑える効果があることを紹介しました。
まだまだ、メカニズムの解明には至っていませんが、日本人ではありませんが、多くに人が、ジャンクフードを食べないで健康的な食事をすることによって、そして、特に、魚を多く食べることによってうつ病が発生しなくなるのです。
結局は、ごく当たり前のことなんですが、気に留めておいてもいいことだと思います。
まずは、食生活からです。
関連した記事:
⇒なんと最初の睡眠と病気の関係の証拠!睡眠不足は病気にかかりやすい!