sleep

 

皆さんは風邪と睡眠の関係ってご存知ですか?

 

私はなんとなく睡眠時間をたくさんとった方が風邪をひきにくいという認識でした。

 

そんな中、興味深い研究内容が発表されました。

 

それが、今回紹介するものです。

 

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どんな研究結果なのか?

「Sleep Journal」の9月号に発表された研究において164人の被験者の鼻に、生きたライノウイルス(鼻風邪のウィルス)を付けて、その後5日間隔離し、日々のウィルスの状態を確認して、被験者の睡眠時間と実際に風邪症状が現れる人の数の関係を調べたのです。

 

年齢、体重、ストレスレベル、感情の状態など様々な要因がある中で、最も強く影響が現れたのが、睡眠時間だったのです。

 

睡眠時間が、7時間以上の睡眠の人と、6時間以下の睡眠の人を比較した時に6時間以下の睡眠の人の約4倍の人が風邪にかかっていて、5時間以下の睡眠の人は4.5倍の人が風邪にかかったのです。

 

著者によると、睡眠時間が多いと免疫システムに有効に働いて風邪菌を有効的に対処するのとのことです。

 

そして、驚くべきことに、これが最初の睡眠不足と風邪の関係とのことです。

 

ほんとなのかは私にはわかりませんが、著者は主張しています。

 

科学的に証明されるとは?

なんか、睡眠時間を長く取ることによって風邪をひかないというごくごく当たり前の結果ですね。

 

しかし、これが新しく科学的に評価された結果なのです。

 

これまでは、睡眠時間を長く取るということは科学的に証明されていなかったことのようです。

 

そして、科学的に証明されるとは、研究成果が学会や学会しで受け入れられて一般にも認知された状態を言うのですね。

 

それなので、現時点で病気が蔓延していて、わからないことは科学的に証明されておらず因果関係はわからないとなってしまいます。

 

そして、研究者が論文にまとめて発表した後で因果関係が科学的に、統計的にあったと初めて認知されるのです。

 

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まとめ

今回は、通常の風邪が、睡眠時間によってかかりやすくなるということが科学的に証明された事例の紹介でした。

 

そして、これに関連して気になってくるのが。。。

 

福島県で、18歳以下の甲状腺がん確定の患者数が100人以上になっていますね。

 

いずれも科学的に証明されていないために原発事故と因果関係がないとなっています。

 

他の県より発生人数が多いとしても誰かが因果関係があると論文、学界で発表するまでなかったことになってしまいます。

 

もしくは、裁判で決定するまでなのかな。

 

水俣病などの公害問題は、50年たってようやく認定された人もいるので、同じようになるかもしれません。

 

延々と先延ばしする日本の風土ではなかなか決定をしないんでしょう。

 

 

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