日本は少子化の問題があって、政府が少子化担当大臣とかで女性を担当者にして、少子化対策の政策を行っているように見せていますが、実際はどうなんでしょうか。
聞こえてくる話は、待機児童の数が多すぎて、保育園に入れるために早くから準備しなければいけなかったり、保育園に入ることができない児童が出てしまうことで、退職に追い込まれたり、離婚までして保育園に入れるということなどです。
本当にこんなのでいいのでしょうか?
社会全体の子供に対する扱いが・・・
まず、人の子供に対する考え方が最悪なんです。
先日の報道では、子供の声は騒音だという認識の人が30%以上もいるのです。
たしかに、日中もひっきりなしに騒いで、夜中もやな器などで泣きます。
しかし、それは誰でも経てきていることであって、次世代の育成を考えた時に、そう言ってはいけません。
当たり前だと思うんです。
でも、実際には、どこに行っても、小さな子供が泣いていると多くの人が嫌な顔をします。まるで厄介事が発生しているように。
困ったものですね。
電車の中、新幹線の中などではひどいですね。
座席指定をとっていても、子供が泣いたり、遊んで声を上げたりしていると文句を言ってくる人がちょくちょくいるんです。もちろん、言わない人の方が圧倒的に多いのですが、多くが同じように思っているのでは。
そして、結局は泣いている子供、騒いでいる子供と一緒に車両から出ていかなければいけないことも。
社会が荒んでいるというか、なんというか。
待機児童の問題が・・・
日本政府が政策で待機児童を減らすためにいろいろと政策をやっているのかもしれませんが、現場ではその結果は見えていないようです。
都心においては、保育園の数の少なさから、保育園に入れることができず、仕事を辞める必要が出てきてしまうんです。
それが現実です。
出産休暇として1年6ケ月認められているとしても、結局は、それ以降は保育園に預けるとかしなければ成り立ちません。
田舎で両親と一緒に暮らしていたり、両親が近くにいるような世帯なら問題は起こりにくいかもしれません。
しかし、子供の親の仕事は続けられるとしても、子供を預かる、おじいちゃんおばあちゃんの生活が変わってしまうのです。
それに加えて、子供の声が騒音と言われてしまっては、どうしようもないです。
それを考えると、都会で日本で子供を作って産んで育てることに難しさと、社会の非協力的な雰囲気からは子供を作らない方が良いことになります。
どこに問題点が潜んでいるか・・・
まずは、日本人の働き方にあるのでしょう。根本的に会社での滞在時間で勤務を決めていることがあげらるでしょう。
それに加えて、残業をしなければいけない空気を作り出して、残業で人を評価するシステムが、いまだに成り立っているところです。
そんなシステムが存在しているところでは、人々に余裕が生まれず、子供に対してのおおらかに接することなど無理な状況です。
今年は、サマータイムの制度で、時間をずらして夜の時間が長くなった人もいるかもしれませんが、実際には、そんな時間のゆとりが生まれたのはごく一部なのでは?
子供がいたら、そんな制度があってもタイムスケジュールは変わりません。
それよりも、様々なところで時間のずれが生じてしまい問題点が多くなってしまっているのです。
子供の保育園への送り迎えの時間も出社時間との再調整しなおさなければいかなくなり、帰宅後の子供と接する時間が増えても、それがいいことだけではないんですね。
むしろ、多様な働き方が認められるようになることが先決です。
周りの協力が得られない状況では、両親共働きで子供を作り、育てるのは消耗戦です。
一人目は勢いで作ったとしても、二人目以降は作りたくないですね。3人目はなおさらです。
まとめ
今のままの日本の社会では、子供が多くなってくるように思えません。
子供ができた時のデメリットを考えると、ある程度、改善するまでに私たちの苦労が苦労だけで終わる可能性が出てきます。
特におじいちゃんおばあちゃんの協力が得られない都心の夫婦でその傾向が強いのです。
そして、多くの問題点を直視しない政府の政策を見ていると、自分自身で生き抜ける方法を見つけ出さなければいけないことを感じますね。
⇒日本人の本質か?日本ではなぜ真実をデマとして取り扱うのか?
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