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大手総合スーパーのユニーや、イトーヨーカドーで不採算店舗を閉鎖することが発表されました。

 

これまでにも、ダイエーが総合スーパーとして扱っていた様々な商品の販売を食品に特化したりと大手の販売形式は徐々に変わってきていました。

 

そこで、今回の、その他大手の販売組織の改革です。

 

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大手スーパーのメリット・デメリットは?

私も以前は大手のスーパーはよく利用していました。

 

特にそこに行けば何でもそろっているために、引っ越しの際など一気にものが揃えられ、指定日に配達ができるので、大量に買い込むときには便利でした。

 

しかし、商品の価格、鮮度、また、商品のデザインや品質を考えた時には、無難なんですよね。

 

品ぞろえも、専門店に比べて劣っていて、品質の良いものも、専門店に比べて劣ります。

 

全体的に、価格もそれほど安くないため目玉となる商品以外には買うのをためらってしまうんですね。

 

大手スーパーと専門店

ダイエーは経営危機から、食品に特化しましたが、近くに食品に特化した大型のスーパーもあり地元の商品を取り扱ったり、無農薬、低農薬の商品を取り扱ったりと、イオンなど大手スーパーよりも顧客に対して考慮した販売をしているところもありそっちに目が向いてしまいます。

 

大手スーパーが全国各地から商品が流通されて常にたくさんの品物が並んでいますが、今の消費者の需要を完全に満たしているとは言えませんね。

 

そのために、食品分野においては、地元のものだけを取り扱ったり流通量は多くないけど、ちょっといいものが置いてあるスーパーだったりに人は流れていくのですね。

 

また、無農薬、低農薬だったり、放射能の汚染を懸念して、西日本で作られた食品を少しでも高くても手に入れる流れが全国的にできていることも大手にスーパーから人が専門店に流れていっているのです。

 

また、衣料品、家電製品においても、やはり、専門店へ移行します。

 

家電品については、ヤマダ電機でも、ヨドバシカメラでもビッグカメラでも、ポイント還元がついて、交渉によって
安くした値段をさらに何パーセントか安くすることができます。

 

もちろん品ぞろえも多いですし、じっくり選ぶことができますからね。

 

衣料品についても、大手スーパーと同程度の価格帯でユニクロなど、品質の割に低価格の店があるのです。

 

2015年6月から価格を上げましたが、やはり、無難な品質で、無難に切るものとして多くの人が選びます。

 

総いったうえで、昔のように一つの店、大手スーパーですべてを買い揃えるといった購入の仕方は、今の消費者の消費志向には合わないわけですね。

 

 

ショッピングモールの普及

今多くの人が日常品を購入するために実際に行くのがショッピングモールとなっているのでしょうね。

 

イオンモールなどでは、大手のイオン、ヤマダ電機衣料品の専門店などが入っています。

 

また、郊外型のモールにも、カインズホームなど大手のホームセンター、スーパー、電気屋さんなど多くの専門店が立ち並んでいます。

 

日常品でちょっと必要なものでも、そういった専門店へ行けば、たくさんの商品から自分に合った商品を選ぶことができるので、ついつい行ってしまいますよね。

 

そうしたことを考えると、イトーヨーカドーユニー、など総合スーパーへの足は遠くなってしまいますね。

 

 

インターネットの普及

また、近年になって、インターネットの普及で、スマートフォンやパソコン、タブレットからオンラインショッピングで、購入すると、次の日には配達されるシステムが普及してきているのです。

 

これによって、日常品のほぼすべてのものは、インターネットを経由して購入することができるのです。

 

人によっては、スーパーへ買い物に行く時間がなく配達してくれるオンラインの生活をしている人もいるのでは?

 

家電などの電化製品やパソコンなども、検索して格安の商品を探すことができ、通販で購入できます。

 

食品も、自分の欲しい状態の食品をオンラインで注文できます。

 

もちろん消費者との信頼関係が築けていないといけませんが、生産者と直接やり取りをすることによって、余計な中間マージンを取られることがなく、生産者にとっても利益率が高くなるのですね。

 

中間マージンで成り立っている大手スーパーを見るとその構造の問題点だったりが見えてきます。

 

インターネットが普及する前は、食品でも雑貨でも衣料品でも電気製品でも生産者にとっては販売してもらえる手段を供給してもらえて便利だったかもしれませんが、今のインターネットが普及した世の中では、販売形態は
多岐にわたっていて、うまくシステムを使える人にとっては無駄なシステムなんですね。

 

だからこそ、そこに新しいビジネスチャンスがあり、インターネットビジネスが、これまで大手スーパーの行っていた役割を果たすようになってきたのです。

 

こうしたことを考えると、これまで販売を担ってきていた大手スーパーの役割がインターネットに変わったんですね。

 

コンビニの普及

インターネットの普及よりも前から、コンビニがその存在感を大いに拡大していますね。

 

これも大手スーパーの売り上げを減らす要因になってきたのです。

 

もちろん、既存の小さな店舗がコンビニによってつぶされてしまっていますが24時間営業で、身近にあるなんでも屋ということで存在感が増したんですね。

 

コンビニの業務も、流通の一手を引き受けることになったり、各種機関の端末の役割を果たしていることもあり、コンビニに行けば何でもできるようになってきています。

 

まとめ

インターネットが普及した世の中で、コンビニの普及した現代を考えると、大手スーパーの業務が縮小していくのは時代の流れなんでしょうね。

 

そして、よりインターネットの存在感が増していることは確実なのです。

 

オンラインショッピングも含めて、インターネットを使ったビジネスが今の時代、そして、これからも、しばらくは中心のものとして動いていくのでしょう。

 

これをきちんと理解して実践することが今のビジネスの主流なのかもしれませんよ。

 

既存のビジネスに慣れ親しんだ人は理解しないかもしれませんが大手スーパーが以前果たしていた役割の一端をインターネットビジネスが果たしているのです。

 

そう考えると、インターネットビジネスはごく当たり前のビジネスですね。