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南米のチリで大きな地震が発生しました。

今回の地震のマグニチュード8.3です。
前回2014年に発生していて
マグニチュード8.1、
その前は5年前の2010年に発生して
マグニチュード8.8でした。

2010年よりは小さな地震です。

マグニチュードが一つ上がると
32倍のエネルギーになることから
2010年の地震より、だいたい5分の1程度の
のエネルギーの大きさなんですね。

それではこの地震の影響についてみていきます。

関連した記事:
地震発生のメカニズム!日本で起きる地震のタイプは?

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日本への影響は?

日本への影響で最も気になるところは
津波です。

前々回のマグニチュード8.8の地震で最大でも2メートル、
ほぼ1メートル前後の津波であったようです。

前回の地震では50センチ程度の津波であったために
津波発生する場合には、その間の津波が予想されるのですね。

ちなみに、これまでに最大だったものは1960年の
マグニチュード9.5の地震により発生した津波で
日本でも、6メートルを超える津波が発生して
多くの被害が発生したようです。

この時は、津波の情報は入っていたけれども
地震の津波を過小評価してしまっていたため被害が拡大したとも
言われています。

今回は様々な情報が入手できています。
津波の第一波の到達時刻も9月18日の朝と予想されているため、

特にその時間帯に、海に近づかなければ
問題は起こらないのでしょう。

また、ちょうど満潮時刻とも重なることが
考えられるため、注意は必要です。

津波注意報は発令されるかもしれませんね。

津波が到来した時に気になるのは?

気になるのは、海岸近くに問題となるものが堆積して
ある場合に流されてしまうことと、

ちょうど関東東北地方に雨がたくさん降ることが
予想されているため懸念されますね。

実際に福島原発の近くには核廃棄物の除染されたものが
たくさん積まれているところがあります。

堤防が設けてあると思いますが、
その部分に高い津波がきたり強い雨で流されて
しまった後で、
津波で一気に海に引きずり込まれたり
なんてことがないといいですね。

先日の豪雨によって流された
除染の袋も多数流されている状況です。

そして、津波が来ると予想される
明日の早朝が満潮の時刻と重なるために
注意しておいた方がいいのではないでしょうか。

全く管理されているとは言えないのだから。

地震の発生メカニズムは?

このチリで発生した地震も東北の大震災と
同じような、プレートがぶつかっているところで
太平洋側からのプレートが地下へ沈み込み、

ナスカ、南米大陸のプレートがその歪みに耐え切れずに
海溝の奥でプレートが跳ね上がって大きな津波が発生する地震です。

規模が、東北大震災よりも小さいだけで全く
同じメカニズムで発生しています。

しかし、震源が地下11キロだったり25キロだったりと
ちょっと震源の深さが異なった発表がされているようなので
震源の場所によっては今後のマグニチュードが
変わってくるかもしれませんね。

そして、この地震は、大きな地震なので、
今後明らかになってくる被害状況が
懸念されます。

チリで以前起こった地震は?

チリも日本と同様に、たくさんの地震が発生する
地震大国です。

ここに近年発生した地震をまとめておきます。

1922年チリ北部で発生。M8.5
1928年チリ中部で発生。M8.0
1943年チリ中部で発生。M8.2
1960年チリ中部のパルディビア沖で発生。M9.5
この時の津波が最大で、6.1メートルの津波が
押し寄せた。

1995年チリ中部で発生。M8.0
2010年2月チリ中部で発生。M8.8
2014年4月チリ北部で発生。M8.2

これに、今年の2015年9月のチリ沖の地震が加わることになります。

まとめ

チリ沖でM8.3の地震が発生して
現地での被害はもちろんですが、

今後の日本への影響も懸念されます。

津波の第一波が、到達するなら
明日の朝になることが考えられます。

満潮の時刻が朝の7時前後となっているため
明日の朝は海に近づかないように
したほうが良いでしょう。

また、地震発生メカニズムも
東北大震災と同じようなメカニズムで発生しています。

その辺を考慮して、地震後に起きることを
専門家は予測して助言してみては。

地震はやはりいつ起きるか分かりません。

地震への備えも最低限して置きたいものですね。

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