concept

8月14日に気象庁から
桜島がいつ噴火してもおかしくない状況で
あることが発表されました。

この発表により火口から3キロに住む
住人の方が避難準備になります。

桜島は、いつ行っても噴煙が上がっている
活火山です。

その桜島がどんな状況なのか、まとめておくことにします。

警戒レベルが4になった要因

気象庁は、レベル4(避難準備)を満たす基準を
「住んでいる地域に深刻な被害をもたらす噴火が発生すると予想される、その可能性が高まっている。災害時要援護者は非難する。警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時用救援者の避難が必要。」

としています。

つまり、火山が噴火することを予知して、この警戒レベルになっているようですね。

桜島の警戒レベルは、これまでは3でした。

そして、今回は、体に感じる地震が多数回起こっていることと
15日
午前7から8時 5回
午前8から9時
午前9から10時 186回
午前10から11時 187回

さらに、観測から山が膨張していることが確認されていて
いつ火山の噴火が起こってもおかしくない状況との判断です。



他の活発な日本の火山は?

昨年度の御嶽山の噴火は記憶に新しいと思いますが
あれって、噴火前はレベル1だったんですよね。

で、気象庁としてはまっったく予想していなかったものです。

それが、噴火後にレベル3になって
で、いま、御嶽山はレベル2に戻っています。

その他のレベル3以上のものは、
口長良部島がレベル5(避難)
箱根山で噴火レベル3(入山規制)
です。

噴火レベルから行くと、これらはいつでも
御嶽山以上の噴火が起こりかねないということです。

ちなみに、御嶽山と同じレベル2なのは、
雌阿寒岳、浅間山、吾妻山、阿蘇山、草津白根山、霧島山、諏訪之瀬島
になります。

気を付けたいものですね。

火山の大噴火によって懸念されること

これまで日本で大噴火といえるほどの火山の噴火は
私が生きている限りでは起こっていないと思います。

そのために、どれぐらいの規模の被害が起こるかの分かりません。

しかし、小規模ながら、御嶽山の噴火、雲仙普賢岳の噴火
三宅島の噴火などを報道で聞いても、その現地での被害は普通ではないのは
想定できますよね。

桜島から半径50キロ以内のところに川内原発があり、
大規模の噴火が発生し、それに伴う大地震が発生したしたら
大規模な噴石がその場所まで届いたり地震によって東北大震災と同規模の
大災害が起こることは可能性としてはあるのでしょうね。

そして、万一そんな噴火や地震が起こったら、原発を稼働していても、していなくても
大災害となるので避けられないのが現実なのですかね。

また、海外で知っている限り大規模な噴火は
1991年にフィリピンで発生したピナツボ山の噴火です。

この時は、噴火によって、火口から半径30km
の人がすべて避難を強いられたのです。

39kmです。桜島の避難準備は3キロです。

また、興味深いことが、この影響ですね。

この大規模な噴火によって、大量に放出された
火山ガスが地球を覆うことによって、地球の平均気温を
数年間にわたって下げる効果があったのです。

火山ガスが地球上を覆うことによって太陽から降り注ぐ
太陽光を地表に到達する前に反射する効果によって
地球の平均気温が0.5度程度低くなったのです。

さらに、噴火の火山ガスが、紫外線の量に影響する
オゾンを破壊する作用があったとも言われています。

この規模の火山の噴火は、1900年代では
最大規模の噴火だったんですよ。

家族を守る。TSSP.jp

日本での噴火の規模は?

万一、ピナツボ火山と同規模以上の噴火が起こるなら
半径50キロ圏内に住むのは非常に危険であるといえるでしょうね。

いつ大きな噴石が降ってきてもおかしくありません。

フィリピンは日本と同じく火山大国です。

ユーラシア大陸のプレートの下に、フィリピン海溝の下に
プレートが沈み込み、その場所でマグマが発生し火山ができているのです。

同じメカニズムが日本列島に適用できるのです。

近年ピナツボ火山と同規模の噴火が起きていないのは偶然なのでしょう。

日本では、学問の場所では実際にあったことに基づき
議論しているようですが、実際の現場になるとなぜか、

事実が無視され、現実を議論することを
タブーとして議論する人を排除するんですよ。

そして、メディアなどでは、そうしたタブーを報道しないように
コントロールしているように感じられるので広く一般の人に
問題点が広まることが無いようにも思いますね。

もちろん、この傾向は日本だけではないのでしょうが。

そして、歴史を見ていくと、ピナツボ噴火に匹敵していそうな
そして、それ以上の噴火は日本でも発生しているのです。

もちろん、直近でそうした噴火が起こる確率は小さいです。

長い目で見ていくと、電療確保に原発を稼働させることにこだわっているのか、

分からない点があります。政治のおじいちゃん、おばあちゃんの言うことは理解できませんね。

もしかしたらおじいちゃん、おばあちゃんも20から30年前は
同じことを言っていたのかもしれませんが。。。

まとめ

桜島で噴火危険レベルが4に引き上げられたので
噴火レベルについて見てきました。

これまでの見方だと、噴火はすぐに起きる可能性が高いですが
規模はそれほど大きくないのではといった見方なのです。

しかし、日本では、前世紀、最大規模の噴火が起こったフィリピンと同じ
メカニズムで噴火が発生する火山がたくさん存在しているのです。

同じ規模の噴火が発生した際には大きな被害が発生します。

ここ5年間は、地震、噴火ともに、私たちが生きている中でも
たくさんの回数が起こっていて大震災も起こっています。

やっぱり、大災害に備えて準備はして置きたいものです。

追加

桜島の火山警戒は3に戻りましたが、これまでと同じように
火山活動は活発になっています。

爆発的な噴火は発生しない確率が高いですが、
火山も、地震も完全に予想することはできません。

私たちにできることは、噴火に備えて、準備をしておくことなのです。

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