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日本にはもったいないという言葉があります。これって世界的に見て異質な言葉であって、日本人は理解できますが、外国人では理解できない人もいます。

 

このもったいない精神で、日本ではリサイクルが活発ですね。

 

ペットボトルなど、廃品から再生して新しい製品を生み出す技術は素晴らしいと思います。

 

しかし、その考え方が、行き過ぎると余計なおせっかいになってしまいます。

 

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災害時の支援物資について

先日の鬼怒川の大洪水の後にもありました。東北大震災の後にもありましたが、全国から支援物資として大量の古着が送られてきたのです。

 

送り主が善意で送ったのか、単にごみの処分のために送ったのかはわかりませんが、実際の被災地では、そうしたものは誰も引き取らずに、そのままゴミとして処分されてしまっているのです。

 

日本は、物資にあふれた町であるため、たくさんの新品がいきわたります。

 

しかも、日本人は中古よりも新しいものを好む傾向があります。

 

家も、新築を好むため、結局は空家率が20%近くになっているのです。

 

そうした状況を考えた時に、災害時に自分の使い古したものを被災地に送るという行為は、嫌がらせととらえられてもおかしくありません。

 

 

途上国への古着の支援について

大手のアパレルメーカーで、途上国へ、消費者から提供された古着を、わざわざ、発展途上国の貧しい国へ、支援物資として送る規格がなされています。

 

この件についても、日本の被災地へ送ることと同じことが言えます。

 

途上国でも同じように経済がその地域の人の中で回っています。そこでは日本とは価格帯が全く違った値段で、人々がビジネスを行ってより新品に近いものが販売されています。

 

もちろん、その地域で、古着も売買されています。

 

その地域へ、日本で使い古されたものを送るという企画は、全く意味のないものです。

 

むしろ、それを行うのに必要な経費を、人件費や総量を、物資を運ぶことを予定していた地域をサポートするために、たとえば学校建設などに使う方がよっぽど効果的でしょう。

 

わざわざ、その地域でビジネス活動が行われているところに、無料で提供して、ビジネス活動を妨げる行為は、援助にはなりません。

 

 

オークションのすすめ

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いらなくなったものを効率的に処分するにはネットオークションがおすすめです。

 

なぜなら、需要があるものなら、少しでも高く買い取ってもらえることがあるからです。

 

町の中古買取に持って行っても、わずかな金額にしかなりません。

 

それなら、ちょっと時間はかかりますが、オークションで売ることをお勧めします。

 

以外にも高価格で売却できることもあるかもしれませんよ。

 

 

まとめ

日本人のもったいないという精神は、必要なものを最大限に使うという意味では非常に良い言葉だと思います。

 

でも、それは必要なものに対してであって、自分に不必要であるからと言って、他人にとっては必要なものであるかはわかりません。

 

特に、使い古されたもので、自分がいらなくなってしまったものは、潔く処分した方が良いでしょうね。

 

いつまでも、自分の手元においてあっても活用できません。どんどんたまって、家の中にいらないものの山ができるだけです。

 

そんなわけで、いらないものは処分することをお勧めします。

 

いらなくなったもので、価値がありそうなものは、ネットオークションなどに出してもいいかもしれませんね。