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日本の文化では老人が組織のトップにいることが当たり前です。

日本政府を筆頭に、粉飾決算を行って話題の東芝、視聴料問題で話題のNHK、
日本を代表する企業の経営者は60歳を超えた人ばかりです。

この世代は、定年退職して年金生活を待つべき人たちであり、

年金制度を決めた政府や企業の経営者であるなら、
モデルケースとして実践するべき人たちなのです。

いつまでも引退せずに活動する老人達がいるからこそ
日本の社会がおかしくなっているように感じます。

今回は、老人が活躍する社会のデメリットを書いておきます。

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今の時代とは合わない事例を持ち出し議論をしない傾向がある

特に政府や大企業の経営者となると、
若者の意見に耳を傾けない傾向があります。

若者は、その議論に入ることができないのです。
政治の世界では50代でも若いといわれるといいます。

そして、大企業では取締以上はほぼ50台が占めている状況です。

その上、経営者はその任期が終われば引退して
後々責任を取らない人ばかりです。

その人に実力があるとか、何かを達成して
引っ張ってきた人というよりも

無難なところに位置していた人が
この地位についているように見えます。

その人たちが自分で行ったことではないことを
例に挙げて若者を糾弾する材料に使うのです。

若い人のチャンスがなくなる

年寄りがいつまでも居座っている組織では
その組織は育たない。

技の継承といって言う言葉があるが
最先端の技術は伝承されるものではなく

新しく発見するものです。

それを組織では次から次に新しい年寄りが
入ってきて偉い顔をして若い人がそのポジションに
付くことを妨げる。

そういった人は実績がないため自分より
上の人に発言権がない。

そのために、あえて人を
連れてくるのかもしれません。

そして、上の人が決めた組織ぐるみの
粉飾に対して意見を言うことができない。

若い人はそういった組織では
型にはまったことをやらされ自由度がなく
育つことがないのです。

それは、年寄りが既存のあるものしか
思いつかないからです。

新たしいものが実現しない

老人の意見が強い組織では、既存のものを
壊して新しいものが生まれる文化がない。

老人が新しいものに対して抵抗があり、
目が出るかもしれないチャンスをつぶすからです。

いい例が、ちょっと目が出そうなものに対して
多くの老人が群がっていき中心人物を排除し組織を作り、

組織によって作られた老人たちの居場所に
なってしまうことです。

それにより停滞します。
基本的に老人は実働しません。

アイデアを出さず、ただ組織の偉い人として君臨する
人ばかりなのです。

本当に実力のある人は、その組織を
離れていく傾向が強いのです。

その人物が離れた時点で新しいものの
実現するスピードが落ちるとともに、事業が
停滞していきます。

まとめ

老人の中には今まで生きてきて様々な問題点を
解決してきた人もいるかもしれませんが、

現代の時代で実働して現実を知っているのは
若者です。

その若者に対してすべてを知っているように
諭そうというのは間違っています。

いつまでも組織のトップに居座っている老人こそ
その組織にとって最もよくない存在であり、

定年退職されて、敬老の日に、若者によって
お祝いされるくらいの社会でなければ世代交代は進みません。

敬老の日も、そうした人の労をねぎらうのが目的のはずです。

現実は大きな組織になればなるほど、
地位のある老人の意見が強く誰も意見を
言わなくなるのです。

そして、言えば言ったものの立場が悪くなるばかりです。
これが、日本人の文化なのです。

敬老の日が必要かどうかは
日本では、老人がいつまでもトップに居座っている文化である
限り必要ないものでしょう。

日本には、母の日、父の日とあるので、
それで十分ではないのでしょうか。