持家ってそんなに重要なことなんでしょうか?
持家はと賃貸はと意見は分かれるでしょうが、どちらも同じように経費は掛かるのです。
古い日本人の考え方では、持家を持っていることが一定のステータスを現していて、持ち家がない場合には一人前としていない人もいたりします。
都会ではそれほどではありませんが、田舎へ行けばその傾向は強くなりますね。
そして、田舎と都会のそれぞれで、家の値段は全く違っていて、田舎で都会と同じような値段で家を建てれば豪邸になります。
35年ローンで購入して大丈夫なのか?
サラリーマンの方で、35歳とか40歳でも35年ローンで家を購入することができますが、これって本当にお得なのでしょうか?
40歳で35年ローンを組んだ時には、75歳までローンを払い続けなければいけないんですよ。
今の時代60歳で働くのをやめる人はまれで、退職金がもらえるとしても、退職後に15年間もローンを払い続けなければいけないのは無駄なことではないでしょうか?
また、退職金で払い終えるようにしたとしても、その後の老後の資金がなくなってしまいます。
それに加えて、最近起こっている大洪水だったり、地震だったりが発生したり、また、自衛隊の方は、海外派遣でどうなっていくか分からなくなってきています。
さらに、日本では、家の売買はそれほど頻繁に行われるわけでもなく、家の値段も資産と位置付けられるほど価格を維持できないのです。
空家率も20%近くになっています。
そんな状況で、持ち家を人生一度の買い物として購入するのは非常にリスキーなことです。
35年ローンは馬鹿げた選択だ!
持家を35年ローンとかで買ってしまうのはリスキーなことなんですが、だからと言って、購入してはいけないといっているわけではありません。
自分の収入に見合った生活を行い、必要なら購入しても問題ないです。
私自身も、持ち家は持っておらず、レンタルです。
レンタルでも、快適に生活できていれば問題ないと思っていますが、家を購入することを考えるのはやはりある一定以上の余裕ができた時になるのでしょう。
そのためには、様々な要因があります。
まず、家を建てるということは、その地域にずっと住んだりそこを拠点として活動することを決定する必要が出てきます。
今の時代は、大企業であってもつぶれます。シャープが大企業から中小企業になったのがいい例ですが、つぶれたり、ある一定年齢になるとリストラが待ち受けているのです。
昔のように、一定額の収入が定年まで保証されて、退職金も十分に保障されている中では、これまでのモデルケースがあてはまりましたが、これからは、高齢化社会で、国の借金が莫大な社会であるために将来のモデルケースが適用できなくなってきています。
このような状況では、十分な収入がないと家の購入が踏み出せません。
もちろん、35年ローンなんて馬鹿げた選択です。
さらに、35年ローンが終わりかけた時にはリホームが待ち構えているのですよ。
本業以外でも収入を考えるべきだ!
現実の問題として、本業のみでは十分な収入を得るのは一部の人しかできません。
そのごく一部の人以外では、自分が稼ぐことができる副業を見つける必要があるでしょう。それは簡単なことではなく、時間はかかると思いますが、少しずつ行っていくのが良いと思っています。
継続して行うことで、少しずつでも成長し、本業をしのぐことができるようになれば、そっちが本業になればいいのです。
一つの会社で定年まで過ごして十分な退職金をもらうなんて夢物語は捨て去るべきで、自分の特性を生かしてお金を稼げる体制を、スキルを作り上げていくことが重要です。
まとめ
今のサラリーマンの平均収入で35年ローンを組んでまで持ち家を購入するのは非常にリスキーなことです。
そんなことを考えていくよりも、自分にとって何ができるのか、そして、どんなことをしたら収入が上がるように、もしくは、稼げるようになるのかを考えて実行していくことが重要でしょう。
それが、資格を取ることでもよいし、ブログ、株などの副業でも良いし、実行していくことが重要なのです。
最も良くないのは現状に満足して何もしないことなのです。