蓄膿症は知らず知らずのうちになっていることがあります。現代の生活では、アレルギー反応により、アレルギー性鼻炎や花粉症が発生します。
これらのアレルギー性の鼻詰まりと蓄膿症は異なりますが、関係していないわけではありません。
蓄膿症になると様々な問題を抱えてくるので、蓄膿症にならないように、慢性的な鼻詰まりを抱えている人はすぐに対処しておきたいのです。
目次
蓄膿症の予備軍となり得る原因と症状がある人は多い
私もアレルギー性の慢性鼻炎を抱えています。小さなころから、アレルギー性の鼻炎と花粉症を患っていて、小さなころは何もわからずに病院に通っていました。
そのころは特に蓄膿症と診断されることもなく、現在まで、蓄膿症と言われたことはありません。
しかし、大人になってからもスギ花粉の時期の１月後半から４月中旬くらいまでは、鼻水や鼻詰まり、目のかゆみなどの花粉症になり、ハウスダストやPM2.5などでも同様の症状を発症してしまうのです。
蓄膿症までではなくとも、アレルギー症状によって、日常生活に問題が生じることがあるのです。
また、こうした症状は、いつ蓄膿症に発展してもおかしくないのです。
日本の多くの人が花粉症、アレルギー性鼻炎に悩まれる人が多いです。蓄膿症について、正確な知識を持って事前に予防しておくことが重要です。
⇒アレルギー性鼻炎の原因と対策は？おすすめの食品やサプリメントは？
蓄膿症とは？
蓄膿症は、慢性的な副鼻腔炎によって引き起こされます。副鼻腔は、額の下、両目の間の骨の中にある部分で、粘膜に覆われた場所です。この部分は通常なら何もないのですが、この部分で炎症が起こって膿がたまった状態を蓄膿症と言います。
蓄膿症の原因は？
慢性的な副鼻腔炎は、急性の副鼻腔炎などの鼻かぜが長期間にわたって続いたときに発生し、細菌やウイルスによって副鼻腔に炎症ができてしまうことにより、それらを鼻水として排出する機能が低下してしまうことによって発症します。
鼻かぜでも、花粉症でもアレルギー性鼻炎でも鼻水が出ていれば問題ありませんが、長期間、鼻が詰まった状態が続いてきたときには注意が必要になってきます。
また、カビによって蓄膿症が引き起こされます。体が健康な状態を保っていれば問題は起きにくいのですが、ストレスがたまった状態などが続くと体の免疫システムが正常に働くなります。そんな時には、カビに感染しやすくなり、副鼻腔がカビに感染して副鼻腔炎になると、蓄膿症になる可能性が高まります。
そして、虫歯でも蓄膿症になります。虫歯を長期間放置しておくことで、歯茎の炎症から細菌が副鼻腔に移り、その最近によって副鼻腔炎になり、蓄膿症になってしまうのです。
いづれにしても、細菌やウイルスが副鼻腔に到達し適切に排出されない状態が長期間続いたときに、膿が副鼻腔にたまって炎症が発生し蓄膿症になるのです。
蓄膿症の症状は？
蓄膿症の症状は、鼻詰まりで息ができなくなり口呼吸をするようになることに特徴がありますね。
そして、副鼻腔に膿がたまっていることから、黄色や黄緑色の鼻水が出ます。さらに、頭痛、集中力の低下、嗅覚異常、さらには、体が疲れやすくなったり、日常生活にも問題が生じることになります。
さらには、口臭の原因になったり、自分でも常に嫌なにおいが認識できるようになる場合もあります。
蓄膿症と関連する病気
蓄膿症は、細菌やウイルスによって副鼻腔炎になり、膿がたまった状態なので、細菌やウイルスが膿の中に存在しています。
その細菌やウイルスが、移動することによって中耳炎が発生することがあります。
また、副鼻腔の粘膜異常の状態が続くと、鼻の中に腫瘍ができる場合があります。
そのためにも、蓄膿症は発症が分かった場合には早めの対処が必要です。
蓄膿症とアレルギー性鼻炎の違い
蓄膿症とアレルギー性鼻炎の症状としては非常に似ているためにその違い見分けるのは難しいです。
しかし、蓄膿症は、副鼻腔に膿がたまって黄色から黄緑色の粘性の強い鼻水が出るので、鼻水の色によって見分けるのがわかりやすいです。
また、あまりにも長期間にわたって鼻炎、鼻かぜが続くようならお医者さんを受診して原因を確認しておくようにすることが必要です。
蓄膿症を改善、治すためには健康的な生活が重要
蓄膿症の原因が細菌やウイルスの感染によって引き起こされるものなので、蓄膿症にかからないためには、また、蓄膿症を改善するためには、体の機能を高めて、細菌やウイルスに感染しない体質を作ることが最も大事な治療法になります。
つまり、体を健康的な状態に保つことが蓄膿症にならないために重要なのです。
栄養素の偏りのない食事、十分な睡眠、適度なエクササイズを日常生活に取り入れましょう。そして、ストレスのない生活を心がける必要があります。
さらに、虫歯の治療は、定期的に歯医者さんに通い、虫歯を治しておくことです。
それに加えて、蓄膿症に効果があるといわれる漢方薬などを取り入れると効果的なのです。
蓄膿症に鼻うがいは有効なのか
鼻うがいは、洗浄液を鼻から通して口から出すうがいです。水を鼻に入れると痛いですが、洗浄液にすると痛みは和らぎます。そして、体温よりも少し高い温度なので痛みがほとんどなるのですね。
この方法は、鼻の中にたまった鼻水と、喉をうがいする効果が期待できるために、鼻と喉をきれいにするのに役立ちます。風邪をひいたときや、花粉症の時、アレルギー性鼻炎が発生した時には、症状を和らげるのに有効です。
私も、花粉症の時など鼻水がひどくなってくると良く実践していますがこれを行うと楽になってきます。
しかし、蓄膿症になってしまった場合には、根本的には、副鼻腔の中に膿がたまるのでこれを取り除くことはできないので、鼻うがいでは根本対策ではありません。
しかし、鼻の中をうがいすることになり、鼻の中がきれいになるので、症状の改善は期待できると思いますよ。
蓄膿症の症状が強い場合は医師へ相談しましょう
蓄膿症の症状が強く出ているときには、積雪な投薬処置を行い、手術も選択肢の一つに入ってきます。
膿がたまっていて、何をしても改善しない場合には、手術も一つの手段だということです。
蓄膿症からの口臭予防に
ここでは蓄膿症になってしまうと、膿が副鼻腔にたまっているために口臭がある程度発生してしまいます。
蓄膿症かどうかわからなくても、口臭対策になりますので、このなた豆茶はおおすすめですね。
お茶自体もおいしいですよ。
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蓄膿症のまとめ
蓄膿症になってしまうといろいろな問題が体に出てきます。花粉症やアレルギー性鼻炎だけでも、そのアレルギーが発生している期間は鼻水がたくさん出て、鼻詰まり、目のかゆみ、それに加えて、長期間のマスクや花粉症対策の眼鏡をつけることを余儀なくされてしまいます。
蓄膿症は、細菌やウイルスの感染によって引き起こされます。ウイルスや細菌に感染しないためにも、健康状態を保ち、ストレスをためない生活が必要なのです。
実際に蓄膿症が疑われる場合も健康的な生活に改善し、お医者さんに確認して蓄膿症の有無を確認したうえで、どう対処するか判断することです。
蓄膿症になると、集中力がなくなったり、勉強に身が入らなくなることもあるので、子供の場合にはすぐに対処する必要があります。
また、自分ではわからない口臭が発生している場合もあるので、蓄膿症が気になった時には、なた茶豆などで口臭対策をしておくと安心ですね。
