マイナンバー制を日本で導入するって
ことになっているけど、
本当にセキュリティーは大丈夫なのでしょうか?
お手本はアメリカの
ソーシャルセキュリティーナンバーから
といいますが、日本での使用状況を考えると
非常に怪しくなりますね。
そんな懸念点を3つあげておきます。
マイナンバーのカードを身分証明書?
マイナンバーのカードを写真入りで自治体で発行できるという。
それを身分証明書代わりに使うことが
できるようになるようですね。
しかし、これってかなり危険なことです。
なぜなら、このマイナンバーの番号が分かれば
すべての個人情報が分かってしまいます。
そんな本物のマイナンバーの証明書を
持ち歩いてしまうということは
紛失の可能性が大きくなってしまうのです。
拾得者によっては、様々な問題が生じる可能性がありますね。
アメリカでは、そのカード自体を持ち歩くことはせず
銀行口座を作る時などコピーを提出します。
自分の情報がただ漏れになる可能性が
ある番号を身分証明書代わりにするという
発想はセキュリティー面ではだめですね。
システムが構築できるのか?
日本のシステムでは、年金情報でさえ
満足に管理できていないのです。
年金記録の紛失問題は全く解決されず
皆が忘れ去られるのを待っています。
(と認識できます)
そして、最近では、ウィルスによって年金情報が
外部にダダ漏れの状態になってしまいました。
公的機関がそんな状態であるのに、
さらにより強固なセキュリティー管理が
必要なシステムが日本で構築され
管理できるとは思いません。
こんな問題が想定されるマイナンバー制を
導入する必要性は、関係のある企業に
お金をばらまく以外にはないですね。
全く、セキュリティー面では問題ばかりです。
人がロボットする?
すべての情報を一つのデータベースに
入れることですべてを引き出せるようにしたいのですかね。
確かに、そうすれば、生まれてからすべての情報を
そのデータベースを確認すれば得られるようになり
必要な人にとっては、お金を払ってでも
手に入れたい情報になってきますね。
だけどそれ以前に、この方法って
今の日本の教育と同じで、
皆が同じようになっていないといけないという
思想が強くなるのではないでしょうか。
人と違うことをしている場合に罰則を設け
それを直すようにする。
そして、人によっては、すべての情報にアクセスできて
流出事件を起こせるようになるのですね。
この情報量の流出は大問題ですね。
管理する側にとっては便利なデータベースだけど
人はそれだけで評価されるのではなく
一人一人特徴があるから面白いのです。
なんか、管理されることで、とんがった人が
いなくなってしまうような。
データで管理されたロボットになってしまうような。
まとめ
マイナンバーのカードを身分証明書にしたり
クレジットカード機能を付けたりといったことを
本当にしていいのかというのは、
今の日本のセキュリティーではやるべきでは
ないですね。
そして、導入が決定している今は、今の日本のセキュリティーに
対する改革をきちんとすることと、きちんとした技術力のある会社へ
運用システムを作らせることでしょうね。
きちんとした会社というのは有名な大企業ではなく
きちんと技術力のある人がいる会社のことです。
そして、まず、年金記録の問題を解決することが
最優先です。
しかし、結局は、解決ができないまま棚上げされ続けてしまってます。
結局は個人情報を取り扱いたい機関、企業のためにの
制度改革なんでしょうね。