携帯電話、スマートフォンは音声やデータの情報を電磁波に変えて通信しています。
そのために、日本中でいたるところにその通信に用いられる波長の電磁波が飛び交っているのです。その電磁波は、人によっては気分が悪くなるような存在なんですね。
今回は、私たちが何気なく、当たり前のものとして使っている携帯電話の電磁波についてみていきます。
精密な機器に誤作動を生じさせる可能性がある
これはよく知られた事例でしょうね。特に、使用が禁止されている場所は、病院、そして、離着陸時の筆耕器の中です。さらに、混雑時や優先席付近の電車の中でも使用が禁止されています。
いずれも、人命にかかわる機械を使っているために、誤動作が起きてしまっては大変なので、使用が近視になっているのです。
そして、電波を発生しているものから離れれば離れるほど、その距離の2乗に反比例して電磁場は小さくなっていきますが、ゼロにはならないんですよ。
最近では、携帯電話からの距離が15センチ以上離れていればペースメーカーなどの危機は問題ないといった国際基準があるようですが、それは、携帯電話、スマートフォン産業の都合に合わせたものであって、絶対に問題ない指標であるわけではないんですよー。
放射能の基準が日本でどんどんゆるゆるになっていったのと同じです。
体に癌などの健康不良を引き起こす可能性がある
電磁波が強力なところにいると体調を悪くする人っているのです。それは、携帯電話、スマートフォンだけではなくて、パソコンでも起こったり、高い電流が流れる送電設備の近くに行っただけで気分が悪くなることもあるのです。
また、産業的には、高い電磁場が発生する装置を使うときには、電磁法の届け出をして、作業員に適切な知識を付けさせることと、作業時間を管理して、法律の制限以上に電磁波を受けないように管理していく必要があるのです。
この電磁波の強度も、実際には、閾値は存在せずに、電磁波に弱い人は絶対に存在していて、それが影響で、様々な病気にかかってしまうのです。
軽い症状でも、頭がボーとしたり、視力低下などから、脳卒中、心臓病、白血病、認知症など、本当に様々な病気の原因であると考えられているのです。
これもまた、長い年月を経て、統計的に科学的に認定されないと確定されないので、直接の原因とすることは裁判等で勝ち取らない限り無理なことです。
もちろん、携帯電話・スマートフォンでも、そうした病気が発生することは否定できません。
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様々な電磁波
電磁波は波長によってさまざまな分類があって、工業的に様々な用途に用いられています。よく知られた例が携帯でも使われるマイクロ波です。
これは比較的波長が長いもので、携帯電話のほか、ラジオや、テレビ放送などでも使われていて、波長領域を設定して区別しています。
また、マイクロ波の中でもちょっと短い波長のものを用いて、身近な家電製品である電子レンジが作られています。
この波長を用いることによって、マイクロ波が当たった水分子の振動を大きくすることで熱エネルギーに変換されて暑くなるんですね。
その他、太陽の光である、赤外線、可視光線、紫外線があります。
赤外線、可視光線は、ひまわり8号に備え付けられている天気の測定などに使われますね。また、一般的なLEDを含めた照明もほぼ、可視光の領域に入る光を放出します。
そして、お肌に対的な紫外線も電磁波の一種なのですね。また、さらに波長が短いものですと、エックス線やガンマ線があります。
エックス線は、レントゲン写真で体を透過した像で、尿器の有無を判断する為や国際空港などで、持ち込み禁止物品の検査のために用いられます。
また、産業面では、微細加工の露光技術に何かも使われています。ナノメートルの大きさを制御するために使われています。
ガンマ線は、原発などで使われる放射性物質が崩壊するときに発生してしまう放射線として知られていますね。
この中で、可視光線については、人体に問題が生じることはほとんどないのですが、波長が短すぎるものや長すぎるものには、人の体を構成する原子、細胞、DNAレベルから損傷を与える可能性があるんですね。
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まとめ
今回は携帯電話・スマートフォンに使われる携帯電話の電磁波についてみてきました。
電磁波が発生されているのにもかかわらず、細かい距離の設定で危険がないあるの判断をしてしまう世の中の判断には同意できませんが、その基準をそのまま問題ないと多くの人が思い込んでしまう社会も問題です。
正しい知識は、正確な情報が与えられれば誰にでも分かります。
科学的に証明されているかが大事なのではなくて、負の効果があることを考慮したうえで各自が判断して使い続けることが大事なのです。
人によって、電磁波に弱い人強い人様々です。それだからこと、きちんとした知識を知ることが重要です。
携帯電話・スマートフォンは今の時代に必需品です。
でも、それによってどんなことが起こりえるかの知識を十分に持ったうえで、場所をわきまえて使用していきたいものです。