蒸し暑い夏の季節がやってきましたね。
そして、最も注意するべきことの一つの食中毒に気を使う時期ですね。
家での食事だけでなく、お弁当、外食いつでも食中毒の危険が付きまとってしまいます。
食中毒にかかるとトイレと布団の間を行きしかできなくなり大変な思いをしてしまうことも。。。
今回は、食中毒の発生原因と対策について調べて、まとめました。
目次
何が原因で食中毒は起こるのか?
食中毒の原因には様々な要因があります。
細菌、ウィルス、動物性自然毒、植物性の自然毒、化学物質、寄生虫などそれぞれ見ていきます。
細菌による食中毒
有名なのは、レバーなどの生職によるO157や卵に含まれていることのあるサルモレラ菌での食中毒です。
これらの細菌による食中毒を防ぐためには、加熱処理を行うことが重要です。
特に夏場は、生で食品を食べるのを避けるようにしたいものです。
ウィルスによる食中毒
ノロウィルスが代表的なウィルスですね。
一年中発生しますが、冬に多く発生しています。
ノロウイルス感染者との接触、汚染された食品や、汚染した人の使用したトイレからも感染する可能性があるため厄介なウィルスです。
感染したらおとなしく病院へ行き、治るまで安静に。
動物性の自然毒による食中毒
フグ毒や貝毒がこれに当たります。
特に家庭で食べる機会が多い生牡蠣による貝毒には注意が必要です。
発症も食べてから12時間から24時間後に発生し激しい下痢と脱水症状を引き起こすことがあります。
かかった際には十分な水分補給が必要です。
私の場合は丸2日間寝込みました。。。
もちろん加熱処理を施していれば、問題はありません。
植物性の自然毒
植物性で有名なのはキノコの毒です。
秋には山中でハイキング中に思わぬ収穫があることがありますが十分な知識がない場合は、毒キノコを食べられるキノコと勘違いしてしまうこともあるのです。
決して過信せず専門家に確認することが必要です。
化学物質によって引き起こされる食中毒
加工食品中に防虫剤が入っていたりしてニュースになることがたびたびあります。
化学薬品によって食中毒が発生するので、あってはいけないことです。
そして、キッチンなどでは、防虫剤などを使わないようにして、食品への混入を避けるようにしたいものですね。
寄生虫による食中毒
養殖された魚、牡蠣などに寄生虫が寄生していて、それにより食中毒が起こることもあります。
この場合にも加熱処理がきちんとしてあれば大抵避けることができます。
また、海外では、魚に寄生虫が住んでいることが多いためあまり生では魚を食べません。
季節による違いは?
どの食中毒症状も一年中起こりえますが、ノロウイルスは冬の時期に蔓延しやすいのです。
牡蠣も冬に出荷され生職として食べられるのでその時期に発生しやすくなります。
また、暑い時期には、特にお弁当などで暖かいところにおいておくことで食中毒菌が大量に発生してしまい食中毒が発生することがあります。
食中毒を避けるため、どんな対策をするべきなのか?
加熱処理
最も簡単で確実なのは、加熱処理をすることです。
ウィルスや食中毒の細菌は高温状態にすることによって死滅します。
傷みやすい食材はできるだけ火を通したものを食べるようにすることが重要です。
お弁当も油を使って高温で料理した食材を用いておきたいものです。
保冷剤を利用する
夏の暑い時期に雑菌が発生しやすくなります。
その発生を抑えるためにはできるだけ冷温に食品を保つ必要があります。
保冷材等用いて、高温にならないようにするとお弁当で食中毒になることを抑えられます。
食品を利用する(生姜、カレー粉、梅干し、漬物)
食品が腐ってしまうのを防ぐために、防腐効果のある食品を利用することができます。
生姜やカレー粉など香辛料には、防腐効果があります。そして、梅干し、漬物などにも備わっています。
お弁当にこれらの食品を入れておくだけでも雑菌の繁殖を抑えることができるのです。
ちょっとした工夫を凝らす
心遣いひとつで腐ってしまうまでの時間を伸ばすことができます。食べ残した食品はすぐに冷蔵庫にしまうようにしましょうね。
お弁当についても、作った後に十分に冷やしてから、お弁当箱に入れこと、お弁当のおかずを仕切って、隣のものと接触しないようにするだけでも、食品が腐食してしまうことを防ぐことができます。
まとめ
日本では一年中を通して食中毒の懸念があることを見てきました。
特に夏場は、食品が腐ることによって雑菌が繁殖し食中毒が発生しやすい時期です。
お弁当を作る際には、より高温調理できる料理を用いお漬物などを入れ、保冷材などを使い腐らないように注意したいところです。