仕事で心の病のためにうつ病になってしまう人が日本社会ではたくさんいます。
そして、その数が近年増加傾向にあるのです。
うつ病患者の増大の問題に対して、日本政府が出した政策が、仕事による心の病のストレスチェックを行うことです。
従業員数が50人以上いる事業所に対して、毎年1回、ストレスチェックのアンケートを行い統計を取るものがそれにあたるのです。
何でしょうねという感じがしてしまいます。
アンケートをとって、うつ病患者の統計的な割合が出たとしても、抜本的な問題点の解決には至りません。
まず、どんなことが原因でうつ病を発病してしまう人が多いのか、まとめ、それについて考察します。
うつ病の原因は、働き過ぎ
うつ病の原因において、多くの要因を占めるのは、長時間労働です。
長時間労働の中にはサービス残業のような、記録には残っていない残業時間があります。
サービス残業は、統計的な評価の中にも残らないし、実働時間が把握できない要因になってきます。
それよりも、決められた時間に終わらない量の仕事を、特定の人に与え続ける職場環境が問題になってくるのです。
さらに問題なのは、仕事をたくさんこなしても良い評価を得ることはないのです。
毎日、朝早くから夜遅くまで、社畜として働いても、うつ病になってしまっては意味がありません。
個人が生活で充足感を味わえるような働き方ができる時間配分が必要なのです。
しかしながら、古い職場ほど、年を取った上司がいます。その上司が、早く帰ることを良いと思わない傾向が強いのが状況を悪くする原因にもなってきています。
こんな企業文化、日本社会の文化が、うつ病を引き起こすのです。
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うつ病の原因は、上司からのパワハラ
大企業ほど、上司は、年を取った人が多いです。この現実は、私たちの働き方に直結してきます。中には、単身赴任の上司がいることでしょう。
単身赴任の上司にあたると、家族が身近にいないために、部下への配慮が滞りがちになってくるのです。そうした上司が、会社に長くいることが多く、朝早くから夜遅くまで会社にいることになってくるのです。
こんな上司がいる中で、残業しない働き化は、評価を下げることにつながります。
そのために、若い人が夜遅くまで、上司に従って残る傾向がでてきて、長時間労働が増えてしまうことになり、ストレスもたまりやすくなるのです。
けんかしては良くない状況になってしまいますよ。
仕事がなくなってしまう可能性もあります。
こうした、職場の環境を顧みない、人を使い捨てのように扱う上司がいる限り、うつ病はなくなりません。そのために、ストレスチェックをしても、何が原因なのか掴むことが難しくなるのです。
上司の権限が強く、一つの会社にとどまってしまうことが良いと考えている日本社会の構造がうつ病の原因ではないでしょうか。
社会の問題
会社での仕事内容の多さや、上司からの圧力に加え、働き方が、古い日本の働き方によって、日本の社会でうつ病がどんどん増えていることになっているように思います。
また、会社組織に属していないと、社会からは見放され、孤立しやすい社会なんですよ。
そして、皆と同じように出来なければ、また、孤立してしまう文化なのも問題です。
政府は統計によって調査をしますが、従業員50人以上の企業のみをアンケート調査するのみにすぎません。
その時点で、それ以外の組織の属している人や、アルバイト、その他の人を除外してしまっているのです。
大企業に属している人のみを対象にした調査なんです。
たくさんの人が、中小企業で働いているにもかかわらず。
まとめ
企業のストレスチェックが始まりますが、実質の問題点を解決することはできないように思います。
日本社会の問題となっている社会構造など、働き方、仕事への態度にが変化しない限り、うつ病対策にはなりません。
日本は、自殺率が非常に高い国です。この問題点に対処するためにも、古い日本人の考え方が変わらなければいけません。
まず、常識でないと勝手に解釈をして、批判・非難して、悪口を言い続けるのはやめた方がいいでしょうね。
まず、雇用形態を多様化して、一つの会社に縛るような働き方を強制するのを、やめることが必要なのではないでしょうか。
また、収入が多様化して自分で管理できるようになれば、意思を持った行動がとれるようになり、自分で仕事を選択できるようになることでしょう。
とりあえずどんな仕事があるのか、転職サイトに登録してみてはいかがでしょうか?
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