DDTとかLINDENとか知っていますか?
実はこれ今は使用されなくなっていますが、以前は、殺虫剤なのでよく使われたものなのです。
そのDDTやLINDEN(リンデン)についてまとめておきますね。
DDTやリンデンの危険性
DDTはアメリカでは1970年代に禁止となりました。一方でリンデンは現在でも様々な製品で使われています。
WHOによると害虫用の殺虫剤として使われるリンデンは発がん性のある物質と分類され、DDTは動物実験や人への検証から発がん性のある物質として分類されています。
DDTやLINDEN(リンデン)は、悪性リンパ腫、精巣がん、肝臓がんの懸念があり、特に、リンデンは、悪性リンパ腫の危険性を60%上げることがわかっているのです。
これらの化学薬品の人への暴露は、食べ物や、水、空気、住居環境から行われるのです。
使用状況について
DDTは第二次世界大戦後に殺虫剤として、特に、農業用除草剤に用いられてきました。しかし、その危険性が判明されることによってアメリカでは1970年代に禁止されることになりました。
この物質DDTは、今でも発展途上国などで使用され続けているのです。殺虫剤以外にも、LINDENは、シャンプーなどで、特に、アタマジラミの時のシャンプーとして使われたり、疥癬に感染した時にも使われているのが実情です。
DDTやLINDEN(リンデン)のまとめ
DDTもLINDEN(リンデン)、どちらの化学物質も十分な検証はなさずに、近年になって、昔使用した物質が原因で癌の発生率が高くなることが統計的に分かってきたのです。
使用していた時は安全でも、後になって癌など致命的な病気を引き起こす物質はたくさんあることでしょう。常に意識を持って、避けることを心がけたいと思う事例ですね。