最近復活してきた
光化学スモッグとPM2.5は
どんな違いがあるのでしょうか。

それぞれについてまとめておきます。

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光化学スモッグとは?

光化学スモッグは、車や工場排気の排気ガスが
紫外線と反応が発生し光化学オキシダントを
精製した物質が、

霧状に高濃度で空気中に漂っている物質です。

日本では、環境意識が薄かった1970年代に
多く見たらた現象で、1980年代からは
対策が練られてきたため

ほとんど見られなくなってきました。

しかし、最近は光化学スモッグ注意報が
出されたりと、復活しつつあるようです。

原因となる物質は、窒素化合物、炭化水素
硫黄化合物などです。これが紫外線と反応し
酸性の物質に変わり、その物資を含んだ空気を
吸い込むことで、

体調を崩す原因となるのです。

PM2.5とは?

PM2.5は2.5マイクロメートル以下の粒子を
いいます。

この濃度が高くなっていることで、人体に様々な影響を
及ぼすことになるのです。

その中の一つに光化学スモッグも含まれます。

特に、自動車の排気ガスや、工場の排気ガラ排出される
ものが原因の場合は同じ物質がPM2.5となります。

その他考えられる原因は、黄砂や物を燃やした時に
でる煙もPM2.5の原因物質となるのです。

特に日本では、春の訪れとともに野焼のシーズンが
ありますので、その際には、PM2.5の
発生に十分に考慮しておく必要があるのです。

また、黄砂がPM2.5の原因であることは
九州地方のPM2.5が黄砂が到来する季節
に多いことからもうかがえますね。

そして、花粉もPM2.5の原因の一つなのです。

つまり、様々な物質がPM2.5の原因であり
その原因物質によって体に深刻な

影響を及ぼす可能性があることを意識して
マスクなどを使う必要が出てくるのですね。

PM2.5と光化学スモッグの違い

光化学スモッグがPM2.5の一部であることを
見てきました。

そして、光化学スモッグである特徴は
太陽の紫外線による反応で酸素余分についた物質によって

酸性度の強い物質が生成され、その物質を
接触したり吸い込むことで粘膜などに
刺激を感じたり、体調不良を起こしたりするのです。

つまり、花粉の季節だけではなく、
光化学スモッグが発生しているときにも

花粉の季節と同様の対策をしておくことが望ましいのです。

まとめ

PM2.5と光化学スモッグについてみてきました。

どちらも大気汚染の一つであって、近年増加傾向にあります。

オゾン層が破壊されていることによって強い紫外線が
照射されていることが、光化学スモッグが近年再発している
原因の一つの可能性がありますね。

そのため、PM2.5や光化学スモッグ対策だけでなく
紫外線対策も同時に行っておく必要があるのでしょうね。

 

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