色々なタイプの色々な呼び名の水があってそれぞれどんなものか分かりにくいですよね。
身近にある水の分類についてまとめまておきますね。
軟水と硬水の違い
水の中にはミネラルが含まれていて、そのミネラルの量で硬度が決まってきます。
軟水は、0-100㎎/Lで中硬水が100-200㎎/L。
硬水が300㎎/Lとなっているようです。
これにはメーカーによって多少の違いがあります。
一般に日本の水は軟水で、ヨーロッパの水が硬水といわれています。
そして、洗剤などの泡立ちや洗浄力では軟水の方が優れています。
硬水中のミネラルが反応して界面活性剤の能力が弱くなってしまうのです。
日本の水道水
日本の水道水は、塩素を用いて殺菌しているためカルキ臭がしてまずいと言われています。
しかし、近年一般家庭で使う際の塩素量をなるべく少なくなるように塩素の量を設定するようにしたため、おいしくなったともいわれているようです。
水の浄水器
いちばん基本的なものは活性炭素などで塩素を取り除くものです。一般の日本の水道水はこれだけでカルキ臭がなくなり飲みやすくなりますね。
その他では、様々な金属イオンや陰イオンを取り去ったりアルカリイオン水にしたりするものもありますね。
最も高価なものは、活性水素水を作るものまで様々で、購入の際には各人が好みに合わせて選ばれるのが良いのでしょう。
しかし、そうした付加価値のあるものが日本の水道水を飲むために必要だとは思えないですね。
ミネラルウォーター
ペットボトル入りの飲料を一般にミネラルウォーターと読んでいます。直接自然から採取した水を利用しているため硬度が水道水よりも高くなっていることが多いです。
⇒お水を飲むダイエットの効果と方法は?おすすめのウォーターサーバーは?
いろいろな水について
海洋深層水とは?
海底200m以上のところからとってきた海水から塩化ナトリウムを除去したもので、豊富なミネラルと栄養素が含まれている水ですね。
推進200m以上では太陽の光がほとんど届かないためプランクトンなどが生息できないので
水の中に溶け込んでいるミネラルなどが消費されず、上層の海水と混ざり合うことが
ないために余計な汚染の影響を受けていない水です。
ミネラル分は水道水よりも多く含まれています。
バナジウム水とは?
バナジウムが入ったミネラルウォーターですね。
バナジウムはインシュリンと同じ血糖値を下げる効果があるといわれているため、
糖尿病患者にとってはおすすめのミネラルウォーターのようです。
炭酸水とは?
炭酸水は二酸化炭素が溶け込んだ水です。メリットは食欲増進効果があること、
同時に、たくさん飲むと満腹感が得られるためにダイエット効果があることです。
ヨーロッパでは、自然にできた炭酸水が売られていてミネラルも豊富で、食事に合うお水ですね。
アルカリイオン水とは?
浄水器などを用いてカルシウムを溶かしたものを電気分解してアルカリ性のものを取り出したお水です。
成分としては、薄めた水酸化カルシウム水溶液ですね。
⇒活性水素水、アルカリイオン水って一体何?どんな性能があるのだろうか?
活性水素水とは?
水素を高圧化で溶かした水で、一般の水より水素が多く溶けていることが見込まれるものです。
活性酸素と反応して水になることを期待しているようですが大気圧下での水素の溶ける量が少なくなること、
胃の中が酸性で水素イオンがたくさんある中でこの水素水の健康効果があるようには感じられません。
⇒水素水の効果効能を考える!おすすめサーバーとサプリメントは?
活性酸素水とは?
水素と同様に高圧化で酸素を溶かした水です。これも効果はないでしょう。
酸素の溶けた水が常圧化にさらされることで水の中から拡散していきます。
また、酸素と二酸化炭素をやり取りするのは肺であって胃や腸ではありません。
酸素が必要なら直接吸引するのが効果的です。
超純水
超純水は精密機器を洗浄したりするのに用いるもので全く不純物を含んでいません。
人が飲むと純度が高すぎて、おなかを壊すようです。
水のまとめ
一般的な水の種類をまとめました。
どんなものか考えていくと人が手を加えることによって水道水のようなカルキ臭がしたり水素水など経費が掛かってしまう水になることがよく分かってきました。
そして、水素水や酸素水は高価ですが、それに宣伝文句のような効果があるようには考えられないですね。
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