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火星の水の存在と生物の存在は昔から想定されていて、SFなどでは火星人の存在が普通のものであるように取り扱われています。

 

現実でも、火星に、生物が存在していたり、過去のどこかの時点で存在していた証拠は、その生物の化石などの証拠が出てくるのを待つばかりなのです。

 

そして、最近になって、生物の存在に欠かせない水の存在を現す証拠が続々と挙がってきているのです。

 

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火星の水の存在について

火星には水が、大昔には存在していたと考えられていました。しかし、大気の構成が二酸化炭素やメタンなどが多いために、温暖化効果によって太陽の光が当たるところと、当たらないところでの温度差が大きく、水が液体で存在するには厳しい環境です。

 

そのために、気体となった多くの水分子は、火星から宇宙空間へ放出されたものと考えられ、そのほかのものは、氷となって地中に存在していることが考えられてきました。

 

ところが、水が存在している、もしくは、存在していた証拠が挙がってきたのですね。

 

 

水の流れた跡が発見された!

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9月26日のNASAの発表によると、現代の火星にも水の存在が確認できる証拠が見つかったとのことなのです。

 

NASAによると、高解像度のスペクトル像から、火星において、ミステリアスな流れがある斜面で水素化した鉱物の兆候を見つけることができたのです。

 

そこでは、見え方が暗くなったり、明るくなったりして、季節によって変化しているものが見えたのです。それが液体の水に関係している流れだと考えているのですね。

 

現実に水として存在しているのかはわかりませんが、水を含んだ年度の高いものが季節によって流れが生じて形を変えているのです。このことは、火星では初めて発見されたことであって、非常に興味深いことなのです。

 

 

湖が存在していた証拠が!

こちらもNASAから公表されたもので、38億年から33億年前の間に、火星には、湖が存在していたのです。

 

これは。10月8日に発表されたものです。

これは、火星探査のCuriosityが着陸した近くの地形が、その証拠を示していたことから分かってきました。

 

そして、こうした水は、火星が形成した後の地形の構造から、散らばっていた水が集まってきて湖が形成されたものだと考えています。

 

それが38億年から33億年前の話なのです。

 

 

まとめ

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ここ1か月以内に火星に水が存在していた、存在する2つの証拠が公表されてきました。

 

もちろんこれらの証拠はたがいに結びつくものであり、昔の火星については今の地球とより似ていたものであることが示唆されます。

 

そして、どんな要因によって、変わっていったのかを調べることや、今後の地球の変化を考えるうえで貴重な情報となりうるんですね。

 

また、地球から火星に移住する計画も進行中です。

 

火星がどういったもので、地球とは何が異なっていくかを調べて理解していくことは将来の私たちにとっては非常に重要なことなのかもしれません。

 

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