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アマゾンでジャポニカ学習帳で昆虫が復刻!?こんな報道がされました。

 

何でこんなことが報道されるのでしょうかと思ったのですが、何やら、よくわからない理由でメーカー側が廃版にしていたようです。

 

その経緯についてまとめておきますね。

 

しゃぽにか学習帳の復刊!

ジャポニカ学習帳のこれまで廃止していた昆虫の画像が限定的に復興することになったのです。

 

AMAZONの人気投票によって、昆虫が人気上位を占めたために復刻が決まったのです。世界の様々な動植物・昆虫の表紙で有名なジャポニカ学習帳ですが、学校の先生や子供の親御さんからの要請で昆虫の画像を使うことをやめていたといいます。

 

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昆虫ノートの廃止が決まって子供たちはどんな気持ちだったのか

まあ、これについては、知らない人がほとんどではないかな。

 

大人になった私はもちろんのこと、親から買い与えられる子供たちが知っているわけはないですね。

 

ただし、実際にジャポニカ学習帳を使っていた私の子供の時のことを思い出すと、このジャポニカ学習帳については、ちょっと高価で、不思議な動物植物が乗っていてちょっといいものかななんて印象でしたね。

 

しかも、身近な昆虫から外国の昆虫までが載っていて、ちょっと素敵な、ちょっと高級感あふれるノートだったと。

 

ノートもしっかりしたつくりで、勉強に興味を持ち始めた子供たちには持っているだけで楽しくなるような作りだったと思えるものだったような気がします。持っているだけでは意味がありませんね。。。

 

その昆虫が載っているノートを自分で使うことを楽しみにしていた子供は少なからずいたのではないかな。

 

そして、廃止されたことを残念に思う子供たちも。

 

AMAZONだけの限定発売のようですが、この試みは、いいことだと思います。

 

むしろ学校側、親御さんとしては、こういう写真を載せてほしいという要望を出した方が良かったのではないのだろうかと考えてしまうものです。

 

親御さんや学校の先生の要望はどこまで聞くべきなのか

ジャポニカ学習帳の昆虫がなくなったのは生徒の両親や、先生方から表紙を飾っている昆虫が気持ち悪いというクレームがあったからということです。

 

うーん。理解できませんね。別にゴキブリが乗っているわけでもありません。

 

私個人的な意見では、これほど認知されているノートに載っているジャポニカ学習帳の写真が気持ち悪いなんて言うのは、ちょっと同意はできない考え方です。

 

その理由は、生物は理学系の学問です。身近な生物については小学生の時から学びますよね。

 

生物の授業の中で、ノートに乗っている昆虫や植物を学ぶ機会ももちろんあります。

 

たとえ特殊な昆虫で学ばなかったとしても、自分の身近な持ち物に載っている生き物に興味を抱く子供は、少なからずいると思います。

 

それは、せっかくの子供の学習への動機を逃してしまうことになりかねなくはないの?

 

また、親御さんや先生方は、その載っている動植物についてどこまで知識はあるはずです。

 

今の世の中、モンスターペアレンツといって学校で起きた些細なことまで両親が口を出して、事態が悪くなることがありますよね。

 

学習の場の先生方が、この昆虫を気持ち悪いから見たくないから出版社に出版を取りやめてほしいというのはそのモンスターペアレンツのやっていることと変わらないのでは。

 

なぜなら、新種の昆虫、生物は、しばしば発見されており、それらは、学問です。学問の基本を教える先生が、偏見を持つことはいけないことではないかと感じます。

 

理科離れが進んでいるというのはそうした両親や先生がいることが問題なのではと思ってしまいます。

 

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会社の方針は問題ないのか

会社の方針としては、微妙な問題です。会社は利益を追求するところですからね。

 

先生や両親からクレームが来た時には。健康など子供たちの体に影響のある問題なら企業イメージが傷つくこともあるからです。

 

しかし、これは、ノートに載っている写真です。

 

企業側は、この写真のためにプロのカメラマンを雇い、ジャポニカ学習帳を売るために広告を出し、日本を代表するヒット商品にしています。

 

企業が自信を持って作り上げた商品が気持ち悪いというだけで取りやめるのはその製造にかかわった人たちのとっては非常に残念なことでしょうね。

 

法律上も全く問題ないのだから。

 

でも、すべてやめただけでなく昆虫の写真のみをやめただけですが。。。

 

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まとめると

このジャポニカ学習帳の昆虫の写真が復刻したことに対しては、いいことだと思います。

 

限定発売であっても、再び多くの市場に身近な、そして、珍しい昆虫が子供の学習用品として使われていくことは、どこかで使った子供が生物に興味を持って生物を頑張って勉強するモチベーションになるかもしれないからです。

 

廃刊になった理由を読んだ時には、この国の教育はどうかしているんじゃないかと思ってしまいましたね。

 

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